中華街であえてのパクチー!料理もドリンクもデザートもパクチーまみれ
横浜中華街にある無国籍料理のお店「PHAKCHI JO'S 中華街北門店(パクチー ジョーズ)」。ピザ、天ぷら、焼飯から、ドリンク、デザートまで、パクチーをふんだんに使ったメニューが勢揃い。パクチー好き必訪のお店の魅力を徹底紹介します。
Summary
壁画ペインティングがかわいい、フォトジェニックな店内
お店があるのは横浜中華街の北エリア、玄武門のすぐ近く。横浜スタジアムや横浜公園にも近い場所で、夜はカラフルなネオン管が灯ります。
店内は計70席と広々。20名程度のパーティーができる小上がり席もあります。アーティストによるカラフルな壁画ペインティングが印象的で、パクチーやガーリック、唐辛子のキャラクターが描かれています。
ピザから中東料理まで、パクチー尽くしのフードメニュー
フードは約40種あり、全部にパクチーを使用!ジャンルは無国籍料理で、生春巻きや餃子、カルパッチョ、フリット、ステーキなどバラエティ豊かに揃っています。
写真はヒヨコ豆のディップ「パクチーフムス」(734円)。フムスとは中東料理で、ゆでたヒヨコ豆のペーストを使った低カロリー、高タンパクなベジタリアンフード。ヒヨコ豆にパクチーや練りゴマ、クミン、ニンニク、レモンジュースなどを加えたもので、野菜やチップスをディップしていただきます。
他ではあまりお目にかかれないのがこちら、「数量限定!自慢の根っこの天ぷら」(626円)。パクチーの葉は火を通すと香りが飛びやすいのですが、根っこ部分は揚げても香りはそのまま。パクチー塩をつけて食べてみると、ゴボウに似た食感で、パクチーの香りが口に広がります。
「ガーリックパクチーピザ」(1080円)は、クリスピータイプの生地に自家製パクチーペーストとチーズをのせて焼き上げ、生のパクチーの葉と刻んだ茎、フライドガーリックをトッピングした逸品。濃厚なチーズと香り高いパクチーの相性は抜群です。
「牛肉とパクチーのガーリック焼飯」(1058円)は、自家製パクチーペーストで炒めることでご飯がグリーンに。パクチーの葉と茎もたっぷり入っています。
「パクパクパクチー!」で追パクできちゃう♪
もっとパクチーをのせたい?それなら魔法の言葉「パクパクパクチー!」とスタッフに呼びかけて。通常300円の追加パクチーが無料でサービスしてもらえます。声が大きいとパクチーの量もアップするから、恥ずかしがらずに元気な声でどうぞ!
こちらの店で使うパクチーは月に約100kgにも及ぶそう。熊本や千葉、長野、宮古島など時期によって異なる産地から国産のものを仕入れています。
店内では水耕栽培でもパクチーを生育。下段のパープルの水槽は種まきした直後のもの、上段のグリーンは35~40日経って、そろそろ収穫可能なもの。野性味ある味わいの土耕栽培のパクチーに比べて、水耕栽培にすると茎や葉が柔らかく育つのだとか。
専門店の底力!ドリンクもデザートも徹底的にパクチー
スパイシーな料理のおともに「パクチービール」(Mサイズ756円、Lサイズ972円)はいかが?泡にパクチーを浮かべただけと思いきや、パクチーをつぶしてビールに香りを移し、塩やレモンジュース、カイエンペッパー、ブラックペッパーを加えたビールカクテルなんですよ。
カクテルならぬ“パクテル”もおすすめ。こちらは「フローズンパクチーダイキリ」(950円)で、ラムをベースに、パクチーやマルガリータミックス、氷をミキサーでクラッシュして作ります。ほかに、モヒートやジントニック、マルガリータのパクチーバージョン、パクチー梅酒、パクチーサングリアも!
ここまで来たらデザートもパクチー三昧と参りましょう。写真のフリーズドライのパクチーがかかった「パクチーココナッツミルク&ナタデココ」(734円)のほか、「N.Y.スタイルチーズケーキ」(734円)や、「本日のパクチーシャーベット盛り合わせ」(626円)も揃っています。
パクチーを食べると女性ホルモンであるエストロゲンの働きを高め、むくみ予防、デトックス効果もあるといわれています。横浜中華街で中華料理というのは王道だけど、女子に嬉しいことだらけのパクチーを食べに行くのも断然アリです!
text:伊藤あゆ
photo:浦田真行
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