本屋で写真が撮りたくなる!?女性による女性のためのかわいすぎる本屋さん
映画館や東京宝塚劇場など有名な劇場が建ち並び、文化が香る一角に建てられた商業施設・「日比谷シャンテ」。その3階に2018年3月にオープンした書店「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE(日比谷コテージ)」が、女性のための本屋さんとして話題になっています!
コンセプトは「女性が心地よく過ごせる本屋さん」!
店内のあちこちに観葉植物が飾られ、広々と開放的なフロアが印象的な「日比谷コテージ」。通路もふつうの書店よりも幅が広くとられていて、居心地のよさを感じます。
店長の花田さんは、「都内の真ん中にある小さな別荘として、フラッと立ち寄ってもらい、ぼんやりと過ごしたり悩みの解決のヒントを見つけたりしてもらえれば」と話してくれました。
書棚は、他店ではあまり見かけない「のんびり読む本」「メンタルケア」といった抽象的なジャンル分けがされています。女性自身が自分の生活をイメージしながら、いつもは手にしない本にも目が向けられるようにという工夫がゆえ。
場所柄もあって、宝塚歌劇をはじめ演劇やミュージカルに関連する書籍や映像ソフトの品揃えを強化しているとのこと。映画や女性アーティストの関連本、女性向けのマンガも豊富です。
本屋なのに!?店内には思わず写真を撮りたくなるポイントが満載!
ふつうの書店では、写真撮影が禁止されていることが多いですが、「日比谷コテージ」では写真撮影してもOK!店内にディスプレイされたかわいい雑貨やイラストレーターの利光春華さんが担当している季節に合わせたポップな店内装飾も、写真映えするポイントになっています。
ひときわ写真映えしそうなのが、こちらのギャラリースペース。絵本の原画などが展示されることの多いこちらには花柄のソファが置かれ、その背後には大きな鏡が置かれています。ギャラリー開催時には、その鏡に絵が描かれ、写真を撮る人が多いそうですよ。
ギャラリースペースのイベント情報は、ホームページやツイッターから調べられるので、ぜひチェックしてみてください。
女性を勇気づける!カリスマ女性店長のセレクトが話題!
そして、今特に話題になっているのが、コテージ・セレクトのコーナー。実は、このセレクトを担当している店長の花田さんは、著書「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」がベストセラーにもなっている作家でもあるんです。まさに本のスペシャリスト!
そんな花田さんが、女性を応援したいという想いから選んだコテージ・セレクト。さまざまな女性の生き方や多様性を認めて勇気づけられるようにと、古今問わず偏りなく選んでいます。お客さんにとっては、ふだんは手にしない本との出会いの場にもなっていて、好評なんだとか!
写真を見て気づいた方もいるかもしれませんが、書棚の本を青で統一するなど、思わず目を引くディスプレイも花田さんのこだわりの1つ。しかも!深い青色から段々奥へいくにつれて淡い青になるようグラデーションになっているなど、ちょっとした遊び心もワクワクさせてくれます。
「あ!この本知ってる!」そんな発見も嬉しくなる瞬間かもしれません。
ふだんはあまり本を読まない人も、ここにくれば読みたい本を見つけられるかも。映画鑑賞や観劇のついでに、ぜひフラリと立ち寄ってみてください!
Text:難波望(gauche)
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