バルセロナ発!「パパブブレ」の目の前で見られるキャンディ作りに大興奮
ひと粒ひと粒がまるで宝石のように輝くキャンディの数々。スペインバルセロナ発祥の人気のキャンディショップ「パパブブレ」は、職人さんがキャンディを作り上げる様子を五感で楽しめるお店として、休みの日には人だかりができるほどの人気店なんだそう。今回は、そんなパパブブレ中野店におじゃまして人気の秘密に迫ります!
商店街のど真ん中に現れた宝石店のようなキャンディショップ!
中野駅を下車し、中野ブロードウェイを抜けて商店街をしばらく進むと、突如現れる青い外壁のパパブブレ中野店。おしゃれな外観からは、それが本当にキャンディショップなのか想像がつかないほど。まるでヨーロッパの一角のような素敵な雰囲気に期待が膨らみます。
店内を見回すと、色とりどりのキャンディやグミ、マシュマロなどが丁寧に並べられていて、ようやくキャンディショップであることを実感。するとここで、「飴作りを始めます」とアナウンスが!さっそく職人たちがいるキッチンに向かいます!
心躍る!五感で味わえるキャンディ作り見学は必見!
まずは160度に熱した飴を鉄板に流し込みます。ゆっくりとかき混ぜながら冷まし、着色料を流し込み、色を付けていきます。まだ100度ほどはある熱い飴を切り分け、絵柄となる飴を色ごとに分けていきます。そして、大きなフックに飴のかたまりをかけ、何度も伸ばして空気を含ませることで独特なサクサク感を生み出します。
職人さんは、各工程を説明してくれながら、まだ少し熱い飴を試食させてくれました。その柔らかい飴の触感や温かい飴の味わいも、生で見るからこそできる体験です!
続いて、それぞれ色のついた飴を組み立て、絵柄を作っていきます。この作業の習得には2~3年の経験が必要だという難易度の高い工程。最後に外皮を巻いて1本の巨大なキャンディの棒にします。
できあがった巨大なキャンディの棒の重さなんと15kg!8000個分の飴の量に匹敵するのだとか。この大きなキャンディのかたまりを一気に伸ばして、転がしながら冷まします。
最後にテンポよくカットしていくと…。
できあがり!キャンディの断面には、5mmほどのぶどうの柄が見事に描かれています。聞くところによると、日本人の繊細な舌に合うように、酸味と甘みのバランスも工夫されているんだとか。
このキャンディ作りは、毎日店内のキッチンで5~6回ほど行われていますが、時間は決まっていません。必ず見学したい方は、電話で問い合わせると予定を教えてもらえますよ。
常時30種類以上のキャンディを販売!人気ベスト3は…?
職人さんたちによる手作りキャンディは店内に豊富に取り揃えられています。常時販売されているものだけで30種類ほど。そのほか、季節限定のものも販売していますよ。ここまで種類が多いと気になるのが、人気のフレーバー。ベスト3は…
1位パッションフルーツ
2位マンゴー
3位キウイ
という結果!商品では、これらのフレーバーが袋詰めになった「フルーツミックス」(480円)が1番人気だそうです。
試食用のキャンディもたくさん用意されているので、実際に食べてみればお気に入りの味がきっと見つかるはず。袋入りのキャンディとロリポップ(棒付き)は480円〜、瓶入りタイプは700円〜という価格設定なので、プレゼントやお土産にもぴったりですね。
取材当日は、小学生の女の子たちが見学に来ていて店内は大盛り上がり!香り、味、音、見た目、触感と五感をフルに使って楽しめるキャンディ作り見学をぜひ眼の前で体験してみてください。
Text:難波望(gauche)
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