創業100 年の老舗が作り出す!魅惑の新時代かき氷店「吾妻茶寮」

創業100 年の老舗が作り出す!魅惑の新時代かき氷店「吾妻茶寮」

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休日には5万人以上の人が訪れる名古屋の観光名所・大須にあり、連日オープン前から行列ができる人気店「吾妻茶寮(あづまさりょう)」。老舗の和菓子店がプロデュースする和カフェで、今、新感覚のかき氷が注目を集めています。なかでもエスプーマとフルーツが合わさった「極みるく」が人気ですよ。

Summary

流行の発信地・大須にひっそりたたずむ和カフェ

大須のアーケード街・万松寺から1本入った裏門前町通に、今回紹介する「吾妻茶寮」はあります。のれんには“氷”の文字。そう、ここは名古屋でも一、二を争う人気のかき氷店なんです。

明治45 年創業の和菓子店「吾妻堂製菓」の4代目がプロデュースしているだけに、伝統の技術をベースとし、新しいエッセンスを加えた和甘味が味わえます。

店内に入ると、色鮮やかな着物や帯をアレンジした装飾があちこちに。約30の席がありますが、7・8月はオープン直後から満席になることも。9月以降は予約もできるので、事前に席を確保してから訪れるのがおすすめですよ。

エスプーマ×フルーツで女子のハートをキャッチ!

まずご紹介したいのが、店の代名詞でもあるエスプーマのかき氷。シロップを泡状にしたフワフワ食感のエスプーマかき氷を名古屋でいち早く提供したのが「吾妻茶寮」だったんです。

一番人気はミルク風味のエスプーマと旬のフルーツを氷の上にのせた「極みるく」。季節によってトッピングのフルーツが替わります。ちなみに、8月の「極みるく」は「極みシャインマスカット」(1380 円)。食べ進めると、キウイやパインなど、数種類のフルーツが、氷の中にも隠れているんですよ。

フルーツはすべて、オーナー自らが毎朝市場に出向いて直接買い付けているため、とってもフレッシュ。果物によってはオーガニックを使用するなど、鮮度だけでなく品質にもこだわってセレクトしています。

「吾妻茶寮」では、かき氷の種類ごとに特製シロップを作ってエスプーマにしています。「極みるく」は、自家製ミルクを炭酸ガスで泡状にした口当たりなめらかなエスプーマがたっぷり。

マイナス18℃以下で保管する純氷を前日のうちにマイナス7~8℃に、当日の朝、常温で徐々に溶かして柔らかくしてから削る、口溶けの良い氷とも相性抜群です。泡のフワフワとした口当たりと、シャリッと冷たい氷の異なる食感が女子のハートを掴んで離しません。

常時10種類以上!豊富なラインナップ

もともと、エスプーマのかき氷は宇治ミルク金時から始まり、その後、次々と新作を開発。今では10種類以上のエスプーマかき氷がメニューに並びます。

こちらは、抹茶の生産量日本一を誇る、愛知県西尾市の石臼挽き抹茶を使った「極み抹茶」(1180円)。抹茶の風味をしっかり楽しんでほしいと、注文ごとに抹茶と自家製ミルクを混ぜ合わせてシロップを作り、エスプーマにしています。大のかき氷好きという、元フィギュアスケート選手・浅田真央さんもお気に入りなんだとか。

「MITARASHI(ミタラシ)」(1150円)は、老舗和菓子店ならではの一品です。冷えても固くならないよう、求肥を団子にしてトッピング。

代々伝わる自家製の磯辺餅のタレをベー スにした甘塩っぱいエスプーマが氷を覆います。氷や団子をエスプーマと絡めて食べれば、まるで冷たいみたらし団子を食べているかのような感覚に。

「極みるく」に次いで人気なのが「大人の宇治抹茶ティラミス」(1280円)。ほろ苦い宇治抹茶のかき氷に、酸味のあるマスカルポーネクリームチーズのエスプーマがのります。抹茶わらび餅とグラノーラが氷の中に隠れているので、一緒に味わってくださいね。

老舗和菓子店の甘味を一度に満喫するならコレ

ここまで人気のエスプーマかき氷をいくつか紹介してきましたが、かき氷以外にもう一品外せないこの店の名物があります。それは「抹茶フォンデュ」(1490円)。

餅菓子を得意としていたという初代から代々受け継がれてきた、プルプル&なめらかな本わらび餅が存分に味わえます。本わらび餅はきな粉、黒糖、抹茶の3種類。そのまま食べてもおいしいですが、抹茶チョコソースにつけても絶品です。フルーツやパウンドケーキなども付いていて、とっても豪華なセットなんです。
そうそう、夏だけでなく、秋にも新作のかき氷が登場予定だそう。「吾妻茶寮」のかき氷から目が離せません!

Text:亀山夏希

●記載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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