本場仕込みのとろける美味しさ!本格イタリアンを横浜ビューのテラス席で
横浜で人気のイタリアン「グランドゥーカ」の齋藤竜治シェフが監修する新たなトラットリア「エトナマーレ」が、横浜ベイクォーター4階に2018年4月にオープン。本場シチリアでの修業から着想を得た専用の石釜で焼き上げるピッツァをはじめ、新鮮な魚介料理、自慢のスイーツなど多彩な本格イタリアンを気軽に楽しめます。
Summary
シチリア島を思い起こさせる、おいしい料理と最高のロケーション
横浜駅きた東口Aからベイクォーターウォークで徒歩3分、横浜ベイクォーターの4階にある南イタリア・シチリア料理の「エトナマーレ」。本場シチリアの星付きレストランで腕をふるった経験をもつ「グランドゥーカ」の齋藤シェフがプロデュースしているということもあり、オープン当初から感度の高い女性客を中心に人気を集めています。
特筆すべきは、ショッピングモール内にあるレストランでありながらも、開放的なテラス席を備えているところ。晴れた昼間には横浜港を見渡しながら爽やかな風を感じることができ、夜はみなとみらい地区の美しい夜景を望むムーディーな雰囲気に一変します。美しい海に囲まれたシチリア島を思い起こさせる、最高のロケーションと本場さながらのおいしい料理がたまりません。
店内は天井が高く、大きな窓からたくさんの陽が差し込みとても明るい空間。席と席の間隔もゆったりしているので、落ち着いて食事と会話が楽しめます。また店の外観がほぼガラス張りなので、シーサイドの景色を店内から望めるのも嬉しいポイント。リストランテよりカジュアルに楽しめるトラットリアらしく、おひとりさまでも気軽に入れる雰囲気です。
ピッツァかパスタか迷っちゃう! ランチ限定「前菜セット」がおいしい
人気のランチメニューは、おすすめの前菜盛り合わせとパン、お食事、ドリンクが付いた「前菜セット」(1622円)。お食事はパスタまたはピッツァから選べます。
前菜に入っている「カポナータ」はシチリア料理の定番で、濃厚なトマトソースがおいしく、たっぷり野菜を摂れるのがうれしいひと品。鮮魚のカルパッチョは、地元の三崎漁港から仕入れたものを使用。地産地消を大切にする「エトナマーレ」ですが、イタリアンオムレツは濃くてはっきりした味わいのあるイタリア産のホウレンソウをあえて使用。地元素材だけではなく、料理によって素材を使い分けるのもまたこだわりです。
写真のパスタは「生しらすと野菜 アーモンド」。パスタに使う塩はもちろん、茹でるための塩もすべてシチリア産。そこに横浜らしい食材“しらす”と地元野菜を使って仕上げたシェフ渾身のひと皿です。シンプルな味つけが素材のおいしさを引き立て、暑い夏でもさっぱりいただけます。口の中に飛び込んでくるアーモンドの食感も楽しいおいしさ。
人気のピッツァは「季節の地野菜とシチリア産アンチョビのせ」。生地にはナポリ産の小麦粉、塩はシチリア産を使用しています。モチモチ感が特徴のナポリのピッツァとサクサク感の強いローマのピッツァの中間にあるのがシシリーピッツァ。エトナマーレ独自の配合により、本場シシリーピッツァの食感と味わいを再現。ここでしか食べることのできない一皿が完成しました。
エトナ地方のワインが充実。メインやデザートを楽しめるディナーも魅力
近年、ヘルシー志向の女性から注目を集める地中海式のライフスタイル。旬の食材をふんだんに使った料理を適量いただくだけでなく、ワインを片手に食事を楽しむのもその特徴です。エトナ地方らしいミネラルを豊富に含んだ「エトナビアンコ」(ボトル4968円)、標高1000m近くの高地で栽培されたブドウを使用した「エトナ・ロッソ ユリッセ」(ボトル6912円)、大桃やラズベリーのフルーティーさが印象的な「エトナ ロザート」(ボトル7992円)がおすすめ。グラスワイン(648円〜)もあります。
ディナーメニューでは、「国産 銘柄3元豚のグリル オレンジ添え」(1814円)、「本日の鮮魚のアクアパッツア」(2138円)がおすすめ。女性はマストで食べたいデザートもたくさん揃っています。イタリアンの定番ドルチェ、ティラミスやパンナコッタも人気ですが、夏におすすめしたいのは、エディブルフラワーが乗った「定番のレモンのグラニータ」(648円)。グラニータはシチリア発祥の氷菓のことで、冷たい氷とレモンのさっぱりとした風味が実にさわやかなひと皿です。
本格的な南イタリア・シチリア料理をカジュアルに楽しめる「エトナマーレ」。8月限定で5種類のビールを飲み比べできるビールフェアをテラス席で開催するそう!プレミアムイタリアンビール「ペローニ」も飲めるそうなので、天気のいい日にぜひ足を運びたいですね。
◼︎エトナマーレ
住所:神奈川県横浜市神奈川区金港町1-10 横浜ベイクォーター4F
TEL:050-5595-2485
営業時間:11〜23時(22時LO)
定休日:無休
Text:高橋亜矢子
photo:はるきとしひろ
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