目の前で仕上げるカスタムメイド。京都北山サロン限定の極上モンブラン
京都で1982年に創業した洋菓子店「マールブランシュ」。ホワイトチョコをはさんだお濃茶ラングドシャ「茶の菓」が有名ですが、京都北山本店のサロンでは、ケーキをはじめとした極上のデザートが味わえます。創業当時から作られているモンブランも、マールブランシュの代名詞。ここでしか食べられないスペシャルなモンブランで、贅沢なひと時を味わいましょう。
しぼりたてのマロンクリームが絶品!カスタムメイドのモンブラン
京都みやげ「茶の菓」でおなじみの「マールブランシュ」北山サロン。ここ限定の「モンブラン・オートクチュール」(1404円)はカスタムメイドで、注文時にリストからモンブランに使用する好みのラム酒を選びます。
席に運ばれてきたのは、未完成のモンブランとラム酒がのった白いワゴン。なんと目の前でモンブランを仕上げてくれるんです!
選んだラム酒はきざみ栗と混ぜ、ケーキの周りに添えます。漂うラム酒の芳醇な香りで、なんとも贅沢な気持ちに!フランス産の栗から作るマロンクリームは、バニラのムースグラッセの上にたっぷりしぼります。
「何気なくやっているようで、実はすごく難しいんですよ」と店員さん。目の前で見るしぼりのテクニックにもぜひ注目してくださいね。
仕上げに粉糖をふって、完成!しぼりたてのクリームはなめらかでふんわりした口どけ。アイスのようにひんやりとした上品なムースが、マロンクリームのおいしさを引き立て、ラム酒と栗のリッチな味わいが口の中で広がります。
お酒はちょっと…という方は、ノンアルコールのシロップも選べるのでご安心を。
贅沢に果物の甘みを感じるフルーツティー
ケーキだけではなく、ここでしか味わえない特別なドリンクメニューも!りんご、苺、オレンジ、キウイなどの7種類のフルーツを紅茶と一緒に入れた、贅沢な「フルーツティー」です。火のついた小さなキャンドルの上にガラスのポットがのっており、温かいまま席に運ばれるサービスにうっとり。
シロップを入れなくても、果物だけで十分な甘さ。一杯目はすっきり、柑橘のさわやかな風味が広がります。じっくりと温めているうちに、だんだん味わいが変わってくるのも魅力。ゆっくりと会話をしながらお茶を楽しめます。
人気商品「茶の菓」を京都のおみやげに買って帰ろう
ティータイムの後には、おみやげを選んで帰りましょう。宇治の抹茶をはじめとする、厳選したお濃茶で作る「茶の菓」はマールブランシュの定番商品。抹茶の風味と、ホワイトチョコレートの甘みが口の中で溶け合います。「京」「茶」「菓」と3種類ある焼き印がとってもチャーミング。
「茶の菓」、冷やして食べるフォンダンショコラの「生茶の菓」、「京」の字の形をサブレにした「京サブレ」の3種類が入った詰め合わせもおすすめです。
サロン限定のスペシャリテのほかにも、四季折々のケーキが用意され、優雅なティータイムを過ごすことができます。「京都の美意識」にこだわった味と白で統一された空間を楽しみに、足を運んでみてくださいね。
Text:並河智子
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