「香老舗 松栄堂 京都本店」でオリジナル匂い袋がカスタムできる!相手を想ってお香と巾着を選びたい
近年お香は、アロマや香水のように香りを楽しむものとして人気を集めています。京都で創業してから300年以上の歴史をもつ、お香の老舗「松栄堂」の「匂い袋」は、オリジナルにカスタマイズできるとあって、おみやげとしてもおすすめです。おしゃれな香立や、色鮮やかでかわいい匂い袋を手に入れて、香りを楽しむ暮らしをはじめませんか?
香りと巾着が選べるオリジナル匂い袋
「匂い袋」とは、火をつけなくても常温で香るように調合されたお香。こちらはちょっとした京都みやげにもぴったりな、かわいいサイズの「匂い袋」です。鞄やたんすの中に入れる、玄関に飾る、車に吊るすなど、さまざまな用途で使えます。火を使わず、手軽に香りを楽しめるものとしてお香初心者さんにもおすすめ。
ここ松栄堂の京都本店では、香りと巾着の柄を選んで、オリジナルの匂い袋を作れちゃうんです!
選べる香りは3種類。凛とした艶のある香り「丹生(にお)の花」、甘くふくよかな香り「空蝉香(うつせみこう)」、甘酸っぱく爽やかな「こはる」です。
巾着は、伝統的な和柄から、現代風のものまで40~50種類の中から選べます。夏はスイカ柄、秋は紅葉柄など季節限定のものも。やわらかな手触りのもの、しっかりとした厚めの生地など、質感もさまざまです。
「プレゼントする相手の方をイメージして香りや柄を選ばれると喜ばれますよ」と店員さん。気持ちのこもった贈り物になりますね。
伝統的な文様の香立は、かわいくておしゃれ!
スティック型のお香を焚く時に使うのが、香立(こうたて)と香皿(こうざら)です。いろいろなタイプのものがありますが、シンプルな形が目を惹くのが銀製香立。千鳥、紅葉、桜など6種類の形があります。あでやかなピンクがかわいい香皿と合わせてみて。
もうひとつ、特に女性に人気なのが貝殻の形をした香立「コリップシェル」。貝の口部分にある5ヵ所の凹みにお香がはさめる仕様になっています。凹みの場所によって、立てる角度が変えられるのも新しいですね。
香立として使わない時は、メモや写真を挟むカードスタンドとしても使えるんだとか!かわいらしく上品なデザインが、部屋の雰囲気をやさしく変えてくれそうです。
和をイメージさせるお香のほか、ピュアな香りの「Xiang Do(シアンドゥ)」シリーズも。「グレープフルーツ」「コーヒー」など、ちょっと珍しい洋風のものもあり、お香のイメージが変わりますよ。写真は、京都本店限定商品の「Xiang Do –un tiers–(シァンドゥ –アンティエル–)」。火をつけるとお香の色に合わせて、ロータス、グレープフルーツ、フォレストの順に香りが変わっていきます。
香りを身につける、さりげないアイテム
こちらは手軽に香りの世界を楽しめる、薄型の匂い袋です。手紙に添えて送ったり、名刺入れに忍ばせておくと、受け取った相手にさりげなく香りを届けられます。華やかな和柄のデザインも素敵です。
隣接するビルの「薫習館」では、お香について体感しながら学べるスペースも。お香の文化を知ることは、日本の文化、京都の文化を知ることにもつながります。おしゃれなアイテムで、「香り」の楽しみを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
Text:並河智子
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