星型の五稜郭周辺をめぐる!函館の歴史を感じるのんびりさんぽ

星型の五稜郭周辺をめぐる!函館の歴史を感じるのんびりさんぽ

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函館の象徴ともいえる西洋式の城塞は、空から見ると星型の五角形をしていることから五稜郭とよばれてます。大正時代以降、五稜郭公園として親しまれ、四季それぞれの美しい景観を見せてくれるこの五稜郭周辺を、歴史の名残に思いをはせてゆったり散策してみませんか。

9:00

五稜郭公園

四季折々の自然に彩られる星型の城塞

函館奉行所の防衛のために建造された、日本初西洋式の星型城塞。国指定の特別史跡に指定されるこの城塞は、幕末、函館戦争の舞台となったことでも有名です。自然も豊かで、春の桜をはじめ、二の橋前の見事な藤棚、秋には紅葉、冬には雪化粧された幻想的な姿など、四季折々の美しい景観が見られます。

周囲には堀がめぐらされ、出入り口は「一の橋」から

市電「五稜郭公園前」から歩いて15分ほど。五稜郭タワーを過ぎたところに見えるのが五稜郭公園の入口となる一の橋。一の橋を渡ったら、そこから左に折れる形に位置する二の橋を渡って公園内へ。

城塞を守るため周囲を囲む、堀と石垣。「はね出し」に注目!

城塞の周囲は、敵の侵入を防ぐため1.8kmほどの堀がめぐらされています。公園内には、このお堀からの景色が眺められる手漕ぎボートの貸し出しもあるので、ボートに揺られながらのんびり見学するのもおすすめ。さらにその内側を囲むのは、敵が石垣を超えるのを妨害する「はね出し」(武者返し)が設けられた石垣です。

公園内の遺構をのんびり散策

公園内に入ると、すぐに目に入るのは函館戦争当時に使用されていた大砲。その先に進み、公園の中心にあるのは本丸、函館奉行所です。公園内を星型に沿って歩きつつ、激動の歴史に思いをはせてゆったり散歩を楽しみましょう。

10:35

五稜郭タワー

星型の五稜郭を上から眺めてみよう!

五稜郭をぐるりと回り、一の橋を渡って戻ったところにあるのが、函館のランドマーク「五稜郭タワー」。五角形の展望台からは、五稜郭はもちろん、函館山から津軽海峡まで360度見渡せます。上から眺めると印象的な美しい五角形の五稜郭がよく見えます。

12:00

まるかつ水産シエスタハコダテ店

コロンとかわいい手まり寿司がおすすめ

函館市内で回転ずしを営むマルカツ水産は、本業は魚屋さんなので味と鮮度に間違いなし。五稜郭地区の複合施設「シエスタハコダテ」内の店舗は、カウンタータイプのスタイリッシュなお寿司屋さん。シャリの少ない手まり寿司は、少しずついろいろ食べられるし、フォトジェニック!

13:20

湯巡り舞台 足湯

函館観光の拠点・湯の川温泉をちょっと体験

緑いっぱいの城塞公園を散策した後は、「五稜郭公園前」から市電に乗り湯の川温泉へ。湯の川温泉は五稜郭を占拠し激戦を戦った、旧幕軍や榎本武揚も浸かったという北海道の名湯。市電「湯の川温泉」電停前には無料の足湯があります。疲れにも効果があるという湯の川温泉を手軽に体験できるので、ちょっと足をのばして旅の疲れを癒しましょう。

14:00

やきだんご銀月

函館では知らない人はいない、地元に愛される名物だんご

足湯で疲れを癒したら、お次は湯の川温泉の「やきだんご銀月」。全国菓子博覧会で大賞を受賞した有名老舗和菓子店で、北海道産の上新粉を使った、もっちりやわらかい焼だんごは絶品です。定番のごま、しょうゆ、あんのほか、季節限定のきなこや草だんごなどもあります。行列必至で、早い時間に売り切れてしまうこともあるのでご注意を!

北海道で時代の変わり目の舞台となった城郭を訪れて、ゆっくり歴史探訪してみましょう。季節を選べば紅葉や雪景色、春は桜などまた違う表情を見せてくれますよ。

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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函館周辺の歴史さんぽ

09:00

五稜郭公園

5分

10:35

五稜郭タワー

8分

12:00

マルカツ水産シエスタハコダテ店

+徒歩15分

13:20

湯巡り舞台 足湯

2分

14:00

やきだんご銀月

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