【浅草】MISOJYUに行ってみた!カフェとのコラボが斬新な味噌汁専門店
腸内の細菌バランスに働きかけ、腸内環境を整える効果があると言われている“味噌”。アミノ酸やたんぱく質などを豊富に含み、近年は日本発のスーパーフードとしても注目されています。そんな優秀食材の味噌をおいしくいただける味噌汁専門店「MISOJYU(ミソジュウ)」をご紹介します!
コーヒースタンドのようなおしゃれな外観が素敵!
平日、休日問わずたくさんの観光客で賑わっている浅草。さまざまなお店が並んでいて、歩いているだけでも楽しい江戸通りに沿って進むこと10分ほど。
角を曲がると見えてきたのは、グレーの外壁に黒の文字が映えて、まるでコーヒースタンドみたいにおしゃれな外観が目を引く「ミソジュウ」です!
ほかでは味わえない味噌汁&おにぎりに釘付け
店内に入ってまず目に飛び込んできたのは、ショーケースにずらりと並んだおにぎり。「ミソジュウ」では味噌汁のほかに、工夫を凝らしたおにぎりもいただくことができます。
例えば、写真左端の「しおおにぎり」にまぶされているのは碾茶(てんちゃ)の葉っぱ。抹茶の原料となるお茶のことで、京都の宇治で栽培されている最高級のものが使われています!
おにぎりは4〜5種類のうちから選べて、見た目もかわいいのでどれにするか悩んでしまいますね。
今回注文したのは、好きな味噌汁とおにぎりが1つずつ選べる「ミソジュウセットメニュー」(1280円〜)。味噌汁は全5種類の中から「豆乳とホタテのとろーり みそポタージュセット」、おにぎりは「スパイシーツナ」をチョイスしました。
味噌汁とおにぎりのほかに、煮卵、小鉢2種類、お新香がついていて小鉢とお新香は野菜等の入荷状況によって内容が変わります。この日は、ナスときゅうりの酢のもの、塩麹のつけもの、冷や奴というラインナップ。いずれも素材そのものの味を引き出す味付けで、とてもおいしい!
「ミソジュウ」のすべての料理が無添加。産地や生産者にこだわった有機野菜を厳選しており、常時3種類用意されているという味噌は、味噌汁の種類ごとに適したこだわりのブレンドで使われています。
みそポタージュは、豆乳ベースのクリーミーな味わい。夏バテが残る疲れた胃腸に優しくしみ渡ります。白菜やきのこ、さといも、かぶなどの野菜がたっぷり入っていて食べ応え抜群。これだけで十分お腹が満たされ、まさにメインディッシュ級!
上に乗っているのはホタテととびっこを酢味噌と柚子味噌で味付けたもので、これがまた絶品!そのまま食べてもいいですし、少し溶いてマリアージュを楽しむのもおすすめです。
味噌汁を洋風の味付けにしている理由は、外国の方にも親しみやすい味を提供できることと、味噌汁に慣れ親しんできた日本人にも味噌の新しい一面を広めたいという想いから。ほかにも「まるごとトマトとほろほろ牛スネのみそポトフ」というメニューも。名前からしておいしそう!
今回選んだおにぎり「スパイシーツナ」は特に女性から支持を集めている人気メニュー!ツナマヨにピリっと辛いソースをかけた、今までのツナマヨとはひと味違う味付けです。どんどんご飯が進む味わいで、あっという間にたいらげてしまいました!
おかわり自由のお茶にもこだわりが。「芽茶」というもので、限られた期間にしか採れない新芽のみを使用した贅沢なお茶です。とてもさわやかな味わいで、ついついたくさんおかわりしてしまう!
こだわりのアートの数々でまるでギャラリーに来た気分!
実は「ミソジュウ」は書道家・武田双雲さんが結成した「TEAM地球」というグループがプロデュースしているお店ということもあり、2階にはたくさんの書の作品が飾られています。
写真右側、額縁に入れられた作品の紙は職人によって藍染めが施されているのですが、味噌も藍染めも発酵を経て完成するという関連性からこのアートが完成したそう。ギャラリーのような空間でいただく味噌汁は、なかなか味わえませんよ!
スーパーフード“味噌”をおいしく、効果的に摂取できる「ミソジュウ」は食事にも空間にもこだわりがつまった素敵なお店。浅草観光のときはもちろん、普段の食事でもぜひ気軽に訪れてみてください。
Text:奥冨舞(vivace)
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