手土産の定番にしたい!数量限定「LESOLCA」のゴルゴンゾーラ入りチーズケーキ
銀座の並木通りのビルにひっそりとたたずむ、知る人ぞ知るスイーツ店「LESOLCA(レゾルカ)」。この店のチーズケーキが“銀座の手土産新定番”として話題です。地中海に浮かぶ島、マルタ共和国とのご縁で誕生したアイテムとのことですが、一体どんなおいしさなのか、確かめに行ってきました!
Summary
女性パティシエが1人で切り盛り!テイクアウト専門のスイーツショップ
2016年にオープンした「レゾルカ」はスイーツのテイクアウト専門店。場所は銀座の並木通り。シャネルやルイヴィトンなど高級ブランドや老舗の和菓子店が点在する“銀座ツウ”が行き交う一等地です。
ビルの入口にある「レゾルカ」の立て看板が目印。普段入ったことがないビルなので、ちょっと緊張しながら奥まで進み、エレベータで10階まで上がっていきます。
エレベータを降りると、すぐ目の前にお店を発見!扉が開け放たれていますが、スイーツのショーケースがあるわけでもなく、事務所のような感じ…。のぞき込むと「こんにちは」と「レゾルカ」のパティシエ岸本香奈子さんが笑顔で迎えてくれました。
店の奥は厨房になっていて、岸本さんがレシピ作りから材料の手配、ケーキ製造、店頭販売、通販の受注発送までを1人で切り盛りしているそうです。
はちみつをかけて2度おいしい!ゴルゴンゾーラ入りチーズケーキ
いよいよ看板アイテム「贅沢チーズケーキ」(2300円)とご対面。1日数量限定で販売しているというので電話で予約をしておきました。ケーキのサイズは4×4cm、長さ16cmではちみつ付き。小ぶりな箱ですが意外にズッシリしています。ダークブラウンのボックスが大人っぽくておしゃれ。さすが銀座です!
「レゾルカ」がオープンした当初は通販のみでした。それがネット記事やSNSでまたたく間に話題となり、急遽、厨房の入り口を開放して店頭販売することになったのだそう。だからスイーツ店っぽくない店構えだったんですね。
このチーズケーキ、もともとは「レゾルカ」のオーナーが同じビルで経営していたイタリアン(現在は閉店)の人気デザートだったそう。レシピのヒントになったのは、4種類のチーズをのせたピッツア「クワトロフォルマッジ」。クリームチーズを使ったシンプルなチーズケーキに、大きくちぎったゴルゴンゾーラが贅沢に入っています。
はちみつをかけて食べるピッツア「クワトロフォルマッジ」と同じように、このチーズケーキもはちみつをかけて食べるスタイルに。そのはちみつが、マルタ共和国のゴゾという小さな島でとれる、とっても希少なはちみつなんです!
カットすると断面に青カビのゴルゴンゾーラが見えます!まずはそのまま一口食べると、甘さはとっても控えめ。さっぱりとしたクリームチーズとゴルゴンゾーラが口の中でまったりと混ざり合います。もっとゴルゴンゾーラのクセや塩気が強いと思いましたが、上品で食べやすいおいしさです!
次にマルタ共和国産のはちみつを舐めてみると、味わったことのないシャープで濃厚な甘みにびっくり!ケーキにたら~っとかけて食べると、味がキリッとしまりながらもチーズとの相性が抜群です。上にのったクランブルやナッツの食感もいいアクセントに。お酒ともバッチリ合いそうです。
マルタ共和国のはちみつは、お店で購入することもできます!
「レゾルカ」では「マルタフレーク海塩 ブルーポット」(1900円)やチーズケーキに使っているものとは違いますが「マルタ島オレンジはちみつ」(2500円)の販売もしています。海塩はチーズケーキのかくし味にちらしてあるそうです。どちらも希少なアイテムのために売り切れることも多く、電話で確認するのがおすすめ。
ちなみに「レゾルカ」のオーナーは、子供向けアニメにもなった「マルタの冒険」の絵本作家さん。偶然“マルタ”という名前がマルタ共和国の観光局の人の目に留まったことから交流が始まり、マルタの名産品を使った今回のチーズケーキが誕生したそう。ステキなご縁ですね!
「レゾルカ」ではチーズケーキのほかにガトーショコラも販売しています。岸本さんの気まぐれで、通販では買えない小分け包装の焼き菓子が並ぶこともあるそうです。ぜひお店に足を運んでみてくださいね!
Text&photo:松本いく子
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