【ビアライターなな瀬のペアリング講座!vol.6】-餃子×ビール編-
こんにちは!ビール大好きビアライターのなな瀬です。ビールは苦くて大人な飲み物と思われがちですが、世界にはフルーツを使ったビールや、スイーツに合うビールなど、100種類以上もの味わいがあるんです。この連載では、より多くの人にビールの美味しさや楽しさを知ってもらうために、フードとのペアリング(相性)を提案します!さらに、そのペアリングを実際に楽しめるお店も一緒にご紹介しちゃいます。ぜひ、ビール片手に楽しんでもらえたら♪
夏のスタミナ補給に餃子×ビールの最強ペアリング
さて、第6回目のペアリングは、飲みたい気分になると恋しくなる“餃子×ビール”の組み合わせです。言わずと知れた、このふたつの相性。考えるだけでも喉がなりますね。
ニンニクが入った餃子は夏のエネルギーチャージにもなりますし、野菜がたっぷり入った餃子は、意外にも実はヘルシーなビールのお供です。餃子を食べて、厳しい残暑も乗り越えたいですね。
餃子の旨さを引き立てる爽やかなビールがおすすめ
薬味がたっぷり入った味が濃い目の餃子には、それに負けない旨みや華やかさがあるビールがよく合います。すっきりとした口当たりの中にも、麦とホップの華やかさを感じられるゴールデンエールなら、餃子との相性抜群です。
また、口の中で香る麦の香ばしさが、餃子の羽根の香ばしさやタレの醤油味にもぴったり!野菜たっぷりの餡の甘みに、ビールの爽やかさを交互に楽しめば、それだけでエンドレスな夏の晩酌タイムになります。
そしてもうひとつ相性が良いビールといえば、やはり日本の定番ビール、ピルスナーですね。これはテッパンです。ピルスナーは日本で最も普及している、みなさんが普段から飲みなれているラガータイプのビールです。く〜っと喉を通る心地良い炭酸と、程よい苦味がたまりませんね。
油でカリッと焼き上げられた熱々の餃子に、クリアな味わいで喉ごし爽快なピルスナーを合わせれば、バランス良く旨みとすっきりとした味わいの両方を楽しむことができますね。
都内で餃子×ビールを楽しむならココ!
「赤坂よ志多」は、赤坂にある珍しい餃子専門店です。ちょっと小ぶりな餃子の餡には鶏肉を使用しており、脂が少なくさっぱりめなので何個でもいけちゃいます。
また、メニューのラインナップも「パクチー餃子」(税抜680円)や「麻婆餃子」(税抜580円)など、ここでしか味わえない変わりダネがあります。
「パクチー餃子」は、ライムをしぼってトムヤンクンのような味わいが楽しめる餃子です。こちらには、先にもご紹介したライトな味わいのピルスナーと合わせれば、餃子なのにタイ風のテイストが楽しめます。
「麻婆餃子」のようにパンチがある餃子には、ゴールデンエールのように麦の香りや旨みをより感じられる色の濃いビールがおすすめです。
おいしいビールと餃子で、今年の酷暑を乗りきるスタミナを!
また、2018年8月30日に、文京区に新たな店舗がオープンしたばかりので、こちらにもぜひ足を運んでみてください。
⇒「餃子酒場 赤坂よ志多」
(東京都文京区本郷2-40-18 本郷協同ビル4階)
photo:なな瀬
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください