箱根でフランス旅行気分⁉ロマンチック度満点な星の王子さまミュージアム
「星の王子さまミュージアム 箱根サン=テグジュペリ」は、1943年の出版以来、300以上の国と地域の言語に翻訳され、今なお愛され続ける世界的ロングベストセラー『星の王子さま』の世界観が楽しめる箱根の定番スポット。見どころたっぷりの展示はもちろん、施設内はフランスの街並みが再現されていて素敵な写真が撮れると話題なんです。
Summary
ここは箱根?フランス?どこを切り取っても絵になる写真が撮れる!
エントランスを抜けると、季節の花で彩られたヨーロピアン・ガーデンが広がっています。作者のサン=テグジュペリは子どもの頃、庭師に憧れていたんですって。
6~7月上旬はこんな素敵な写真も撮れます。王子さまが愛したバラをモチーフに、ローズガーデンは赤系で統一。
ローズガーデンの角を曲がると、フランスの街並みが再現された「王さま通り」が。よーく見てみるとホテルやカフェ、香水店などの看板もウィンドーの中も、細部まで作り込まれています。
隠れモチーフを探しながら散策してみて
教会入口の脇に、物語に登場するゾウを飲み込んだウワバミが描かれたマンホールを発見。施設の各所に隠れモチーフがあり、探しながら歩くのも楽しい!
心に響く名言がいっぱい。展示と映像で物語に触れる
教会から出たところから見た景色。庭の各所に物語の登場人物たちのスタチューがあり、記念写真が撮れます。王子さまのスタチューの正面が展示ホール入口です。
作家であり、飛行士としても活躍したサン=テグジュペリの写真が飾られた展示ホール。映像ホールは砂漠の世界を演出した空間で、約15分で作者の波乱に満ちた生涯と、「星の王子さま」の紹介映像が見られます。
展示室の最後は「星の王子さま」の世界に迷い込んだかのような空間。幼い頃に読んだという人も、改めて再読すると、印象的なセリフや物語に込められた意味にハッとさせられます。
冬の夜はイルミネーションで一層ロマンチックに
庭園では11月上旬~翌1月上旬にイルミネーションイベント「ロマンティック・スターリー・ナイト」を開催。高さ約7mのクリスマスツリーが登場し、お城の壁には『星の王子さま』のプロジェクションマッピングが投影されます。
素敵な写真を撮りに、季節の花々やイルミネーションを目当てに、物語の世界観に浸りに…と、いろんな楽しみ方ができるミュージアムへ出かけてみませんか。
text:伊藤あゆ
photo:浦田真行
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。