ベトナムのソウルフード「バインミー」をがぶりひと口!レトロかわいいベトナム料理店
タイ料理、インド料理、シンガポール料理と、アジア料理は日本でも大人気!そのなかでも今、フォーや生春巻きに代表される「ベトナム料理」が注目されているのだとか。そんなベトナム料理をカジュアルに楽しめて、さらに見た目もレトロでおしゃれだと話題の人気店が学芸大駅にあるカフェ「Stand Banh Mi(スタンド バインミー)」です。ベトナムのソウルフード「バインミー」をはじめ、さまざまなベトナム料理が楽しめるお店の人気の秘密を探るべく、実際に行ってみました。
なます&ハーブとバゲットの絶妙なハーモニー!
ミントグリーンの外壁がかわいい「スタンド バインミー」に到着。まずは、看板メニューの“バインミー(ベトナム版サンドイッチ)”をオーダーしてみました。
まずは「オリジナルバインミー」をいただきます。この「オリジナルバインミー」は、外はサクサク、中はふんわり香ばしく食感が楽しい「タイガーブレッド」と、小麦の香ばしさが味わい深く、店主がパン好きにぜひ味わってほしいという「有機全粒バゲット」のこだわりバケット2種からチョイスして、自家製ハムとレバーパテ、なます、ハーブ(パクチーとミント)を挟んだ1品です。
ひと口かじると、濃厚なレバーパテの味に、なますの酸味とハーブの爽やかさがマッチ。さらに歯切れよく、弾力のあるバゲットがそれを包み込み、いいバランスに仕上げています。
「オリジナルバインミー」のほかにも牛ほほ肉や豚バラ肉を使ったバインミーもあり、今回は「鯖のバインミー」もいただいてみます。こちらはレバーペーストの代わりに、トマトと一緒にじっくり煮込んだ鯖を挟んだ1品です。
どの「バインミー」も、なますとハーブのアジアンテイストのハーモニーが効いていて、いつものサンドイッチにはない新鮮なおいしさ。ボリューミーなのにペロリといただけちゃいます。オーナーおすすめのナチュラルワインとの組み合わせもバッチリです!
ベトナム料理には、フランス料理のエッセンスがとりいれられているそうで、フランス人も大好きな味なのだそう。そんなフランスで専門店があるほどの人気メニューが「細米麺のボブン」です。
そうめんのように細い米麺に、甘辛くローストした牛肉、揚げ春巻き、きゅうりや紫玉ねぎなどの野菜、なます、ハーブをのせて、砕いたピーナッツと甘酸っぱいソースで仕上げた料理になっています。
たくさんの野菜やハーブでヘルシーながら、牛肉のボリュームに満足感もしっかり感じられ、シメにもぴったりなメニューです。
お米好きなら、アジア料理では定番の“鶏肉のせごはん”のベトナム版「鴨肉のコムガー」がおすすめです。ベトナムの都市ホイアンの名物料理で、鶏ガラで炊いたジャスミンライスに、鴨肉のコンフィとハーブなどを合わせた1品です。
10時間かけて撮った鶏ガラスープで炊き上げたジャスミンライスを鴨肉のコンフィと一緒に頬張れば、口いっぱいにおいしさが広がります!優しい味付けで、ペロリと食べられますよ。
ミントグリーンの外観がとってもフォトジェニック!
バインミーをはじめ、おいしいベトナム料理をカジュアルに楽しめる「スタンド バインミー」は、お店の見た目のかわいさでも注目を集めています。ミントグリーンと大きめの窓で構成されるレトロな外観は、とってもフォトジェニック!
ランチタイムも素敵ですが、暗くなってからワインと一緒にベトナム料理を味わう…なんてシチュエーションにもぴったりな雰囲気です。
こだわりの雑貨で揃えられた店内は“気取りすぎないアジアのお店”といったムードが満点です。見せる収納を兼ねたオープンキッチンや、フルーツが描かれたタイルのテーブルなど、かわいいポイントは細部にまでわたります。
カウンター席とキッチンの距離が近いので、スタッフとの会話も自然と弾み、“ウチ飲み”感覚でベトナム料理を楽しむことができます。
こだわりのスイーツやドリンクなどのカフェメニューも充実
「スタンド バインミー」では、パティシエとして活躍していたスタッフが作る本格的なテリーヌなどの自家製スイーツもいただけます!
「チーズテリーヌ」は口どけ滑らかな国産の米粉を使用したグルテンフリーの優しい甘さの1品です。越南コーヒー「カフェスアダー(Ice)」・「カフェスア(Hot)」550円(イートイン)、583円(テイクアウト)との相性もバッチリです!
“バインミー”をはじめ、ほとんどのメニューがテイクアウト可能なのもうれしいですね!金色のロゴをあしらったテイクアウト用の紙バッグもかわいい!これなら友人への差し入れにも喜ばれそうです。
レトロな内装がかわいい「スタンド バインミー」は、「バインミー」のほかにも麺や米といった日本人にも馴染みやすいベトナム料理を、手軽におしゃれに楽しめるお店です。1度食べたらクセになるベトナムのソウルフード、ぜひ食べてみてほしい1品です。
Photo:Stand Banh Mi
Text:古谷 シゲユキ(シャガデリック)
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