あの安藤忠雄建築も限定公開。「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2018」開催中!
2018年で9回目を迎える「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」。9月8日(土)~11月25日(日)の会期中、六甲山のレジャー施設を会場に、さまざまなアート作品が展示されます。なかでも注目は、建築家・安藤忠雄氏が設計した「風の教会」の限定公開。気候のいい秋の青空の下、新しいアート作品との出合いを楽しみに、ピクニック気分で六甲山へ登ってみませんか?
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」って?
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2018」は、六甲山の自然を感じながらピクニック気分でアートを楽しむ展覧会です。2010年の第1回開催から、2018年で9年目。これまでに、のべ280組を超えるアーティストの作品を展示してきました。
会場となるのは、「六甲オルゴールミュージアム」、「六甲山カンツリーハウス」、「六甲高山植物園」、などの11ヵ所。「六甲ガーデンテラス」など、一部の施設には、夜間に鑑賞できる光のアート作品も展示されます。
2015年以来の公開! 安藤忠雄氏設計の「風の教会」
今年は、2007年に「六甲オリエンタルホテル」の閉業に伴い閉鎖されていた「風の教会」が、3年ぶりに特別会場として公開されます。
1986年竣工の「風の教会」は、北海道の「水の教会」、大阪の「光の教会」と合わせて、安藤忠雄氏が設計した教会のひとつに数えられる名建築。これは必見です!
教会の内外には、国内外で活躍する映像作家・さわひらき氏のインスタレーション作品が展示されています。コンクリートと石、鉄、ガラスのみで作られたモノクロームの教会内に、神秘的な映像と音楽が漂い、非日常感が楽しめます。
お気に入りの作品を探して、アートな六甲山を楽しもう
2018年は、招待アーティスト21組、公募アーティスト16組、計37組の作品を展示。お気に入りの作品を選んで投票する「オーディエンス大賞」は、10月28日(日)まで受付中です。
また、「六甲ガーデンテラス」内のオフィシャルアートショップ「リトルホルティ」では、キーホルダーやTシャツなど、アーティストグッズの販売もしています。
作品の楽しみ方はあなた次第。展示会場を回ってたくさんの作品と出合ったり、アート作品と一緒にオリジナリティあふれる写真を撮ってみたり、自由にイベントを楽しんでください。六甲山がいつもとは違った表情に見えてくるはず。
■六甲ミーツ・アート 芸術散歩2018
住所:兵庫県神戸市灘区六甲山町五介山1877−9(六甲ガーデンテラス)ほか
TEL:078-891-0048(六甲ミーツ・アート 芸術散歩2018インフォメーション)
営業時間:10時~17時(受付終了時間は施設により異なる)
会期:2018年9月8日(土)~11月25日(日)
料金:鑑賞チケット(当日)中学生以上2000円、4歳~小学生1000円
※有料5施設に会期中1回の入場が可能(当日は再入場可)
Text:堀家千晶(TRYOUT)
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