「千駄木腰塚」の極上コンビーフは必ずリピートしたくなる驚愕のおいしさ!

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テレビや雑誌、デパートの催事でもよく見かける「千駄木腰塚」のコンビーフ。一度食べるとたちまち虜になると話題です。これを作っているのは、有名ホテルや料理店からも信頼の厚い“肉のプロ”なんだそう。さっそく本店がある下町の“谷根千”エリアに行ってみました!

Summary

仲卸、加工、販売まで行なう“谷根千”の精肉店に期待が高まる!

「千駄木腰塚」の本店があるのは下町の“谷根千”エリア。JR日暮里駅から谷中銀座を抜け、右へ進むとすぐに発見できます。

「千駄木腰塚」は昭和24年に創業した精肉店で、2013年に「コシヅカハム」から現在の店名に改名。東京・芝浦で食肉の仲卸会社も営んでおり、セリ落とした国産牛肉を空気に触れさせることなく本店へ運び、加工と販売を行っています。社長は肉の目利きを育てる指導者もしている、肉のプロ中のプロなんです!

さっそく今回のお目当て「千駄木腰塚 自家製コンビーフ」(400g 1944円)を発見!今や看板商品のコンビーフですが、実は昭和64年ごろから販売していた昔ながらの商品。一気に脚光を浴び始めたのは2015年くらいからなんだそう。

牛の脂が甘くてとろける!余計な混ぜものなしの肉々しいコンビーフ

ちなみコンビーフとは、塩漬けにした牛肉を大釜で火を通し、細かく繊維をほぐしてから牛脂と混ぜ合わせて作る加工品です。

「千駄木腰塚」では最高のコンビーフを作るために、創業してすぐに何年もかけて試作をした末、肉はオーストラリア産、牛脂は甘みやまろやかさが際立つ上質な国産牛を使うことに。職人さんが手作業で作っています。

いざコンビーフを食べてビックリ!口の中で脂がさっと溶け、香ばしいナッツのような香りと甘くコクが広がり、繊維が大きくてとっても肉々しい味わい。脂がしつこくなく、ほどよい塩気、パクパクつまめて食べ過ぎてしまいそう!

賞味期限が短いので食べ切れなければ、小分けにして冷凍するのがベスト。温かいごはんの上にのせたり、キャベツとの炒めもの、オムレツ、ポテトサラダに加えたりするなど、どんな料理もおいしくしてくれます!

肉の甘さとうまみに感激!わざわざ本店に通いたくなる国産牛とハム

「千駄木腰塚」の本店に来たら、ほかにも買ってみてほしいのが精肉。国産牛の仲卸をしているので、驚くほど肉質がいいうえに安いんです!実際、コンビーフをきっかけに精肉のファンになったお客さまがいっぱい。

精肉コーナーにはステーキ、焼き肉、切り落としなどがあって目移りしますが、イチオシなのはこちらの国産牛上もも肉「角切りステーキ」。見てください、この美しいサシが入って100g 630円。焼いて食べてみると、クラクラするほど肉が甘くて品のいいうまみ…。肉質がすばらしくコスパ最強!

精肉が買えるのは本店と横濱精肉店だけ。ちなみに横濱精肉店は2018年3月に横浜ジョイナス地下1階の「フード&タイム イセタン ヨコハマ」にオープンしていますよ。

ほかにもコンビーフ以外の加工品も、本店ならハムやソーセージを50gから量り売りで少量ずつ買うことができます。

左はコンビーフと並ぶ人気商品、豚バラ肉の甘い脂がたまらない「ベリーハム」(100g 300円)は、厚切りをステーキにするのも人気です。右は香辛料が効いた「セミドライ」(100g 210円)、奥はナチュラルでやさしい味わいの「ロースハム」(100g 330円)。

コンビーフから精肉まで、肉好き女子なら一度は本店へ足を運ぶべきクオリティの「千駄木腰塚」。近所に住む人がうらやましくなる精肉店です!

Photo&Text:松本いく子

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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