「壽々喜園 浅草本店」の世界で1番濃厚な抹茶ジェラート!ケタ違いの深い苦みは一食の価値あり

「壽々喜園 浅草本店」の世界で1番濃厚な抹茶ジェラート!ケタ違いの深い苦みは一食の価値あり

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浅草寺の裏手にあたる言問通りに、長~い行列を作っている日本茶専門店「壽々喜園(すずきえん)浅草本店」。この店で食べられるのは、静岡県藤枝にある抹茶スイーツ店「ななや」の看板商品、抹茶ジェラート。抹茶の濃さが7段階もあり、最高ランクは“世界一の濃さ”との呼び声なんです!

Summary

浅草の日本茶専門店が静岡抹茶のスイーツ店とコラボレーション

「壽々喜園 浅草本店」は江戸時代後期から続く、老舗のお茶屋さんです。長年お付き合いのあった製茶メーカーさんから「若い人たちにもっとお茶に親しんでほしい」との話を受け、2016年から抹茶ジェラートを仕入れて販売を始めました。するとSNSでまたたく間に広がって大ヒット!

以前は店内に甘味処があったのですが、現在はジェラートを食べるための専用イートインスペースに替えてしまったほどの人気ぶり。平日でも行列に並ぶこと必至です。

ジェラートは静岡県藤枝市の「ななや」から取り寄せています。ミルクジェラートをベースに、抹茶の濃さを7段階に分けて練り込んでいます。お茶屋のプライドをかけて、きちんとお茶の味わいが楽しめるように研究を重ね、完成したそうです。

濃厚なだけじゃない!ねっとりした強い粘りと深い苦みがすごい

今回、お目当ての最高ランクの濃度まで抹茶を加えた「抹茶プレミアムNO.7」を発見しました!NO.1~6の抹茶ジェラートに使っている抹茶とはレベルが違う、農林水産大臣賞を受賞した1キロ15万円もする超高級抹茶を使っているんです。

さっそく「抹茶プレミアムNO.7」をオーダーすると、アイスクリームのディッシャーが黄金色に光っています!なんと、こちら抹茶の品質も値段もプレミアムなので、特別にNO.7だけディッシャーを金色にしているそう。

左が「抹茶プレミアムNO.7」(シングル・カップ560円)。右が味を比較するためにオーダーした「抹茶NO.3」(シングル・カップ370円)。先に「抹茶NO.3」を一口食べてみると、抹茶の深い苦みをしっかり感じられ、まったりしたなめらかな口溶けが心地よいおいしさです。

続いて「抹茶プレミアムNO.7」を実食!スプーンを入れると驚くほどの粘り。そして一口食べると衝撃的な抹茶の力強い苦みと香りが、舌にねっとりまとわりついてきます。先ほどの「抹茶NO.3」とはまさに別格。これは確かに、世界一濃厚な抹茶ジェラートです!

外国のお客さまで「ビターチョコレートみたい」といった人がいたそうです。なるほど、いい例えかも!

お茶の世界に魅了される!紅茶、ほうじ茶、玄米茶ジェラートも試して

ほかにもぜひ味わってほしいのが、お茶屋さんならではのジェラートメニュー。左から時計回りに「ほうじ茶」、「玄米茶」、「和紅茶」(すべてシングル・カップ370円)です。どれもうっとりするほどお茶そのものの風味が楽しめて、女性に大人気!

実は、抹茶や紅茶は味や香りがとても繊細なので、ジェラートにするのがとても難しく、こんなにもおいしくお茶の味わいを表現するのは、なかなかできないこと。さすがお茶屋さんが作っているジェラートです。お茶の魅力を再発見できるので、ぜひ行ってみてください!

Text&photo:松本いく子

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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