富山県でおすすめの紅葉名所～見頃などの2024年情報～

るるぶ＆more.編集部

秋におすすめ紅葉紅葉狩り公園滝富山県

富山県でおすすめの紅葉名所をご紹介。立山黒部アルペンルートなど標高差がかなりありますが、例年の見頃の時期が9月中旬から11月下旬までのスポットがあります。写真や2024年情報をチェックして秋の紅葉狩りにでかけませんか。

Summary

立山黒部アルペンルート…3件

称名滝（富山県／中新川郡立山町）

日本一の落差を誇る滝で、国の名勝・天然記念物。落差は350mで、上から70m、58m、96m、126mと4段に分かれている。周辺に広がる峡谷は紅葉が見頃を迎える10月下旬には、きれいに色づいたブナやナナカマド、ヤマブドウで美しい風景を見せてくれる。エメラルドグリーンの水をたたえる滝壺は深さ6m、直径60m。この巨大な滝の豊富な水は弥陀ケ原から流れてくるもので、雪がとける春から初夏の頃が最も多くなる。立山を訪れていた法然[ほうねん]上人が迫力満点の滝の轟音のなかに、「南無阿弥陀仏」という称名念仏を聞いたことから、称名滝と名付けられたという。平成24年(2012)7月には、立山弥陀ケ原・大日平がラムサール条約湿地に登録された。

＜紅葉・もみじ狩り情報＞
見頃の時期：10月下旬
主な標高：約1000m
主な紅葉樹種：ブナ、ナナカマド、ヤマブドウ
＜基本情報＞
料金：無料、探勝バス片道大人500円、小人250円
時間：ゲート開門7～18時
休み：散策自由
URL：https://www.town.tateyama.toyama.jp/kankojoho/index.html

» アクセス･TEL･MAPなど基本情報

室堂平（富山県／中新川郡立山町）

アルペンルートの最高所で、標高2450m。立山登山の基地で、眼前に主峰雄山[おやま](標高3003m)がそびえる。紅葉は9月中旬頃から徐々に始まり、タカネナナカマド、ウラジロナナカマド、ミネカエデ、チングルマなどが鮮やかなコントラストで山々を染める。一般的な室堂一周ハイキングコースは、周囲630mの火山湖・ミクリガ池などを回る約2時間30分の道程。足元はトレッキングシューズで服装を整え、十分に安全を確保したら、紅葉を楽しみながら歩いてみたい。

＜紅葉・もみじ狩り情報＞
見頃の時期：9月中・下旬～10月中・下旬
主な標高：2450m
主な紅葉樹種：タカネナナカマド、ウラジロナナカマド、ミネカエデ、チングルマ
＜基本情報＞
料金：無料
時間：散策自由
休み：散策自由

» アクセス･TEL･MAPなど基本情報

黒部平（富山県／中新川郡立山町）

立山黒部アルペンルートは、いろいろな乗り物を利用して、美女平、弥陀ケ原、室堂、大観峰、黒部平、黒部湖と、ほとんど歩かずに北アルプスを横断する山岳観光コースだ。そのうち大観峰と黒部平を結ぶ立山ロープウェイは、1.7kmを支柱なしで渡るワンスパン方式。雄大な北アルプスの景観を俯瞰、眼下に全山燃えるような紅葉を眺める空中散歩が楽しめる。