パワスポで有名な蒲生の武家屋敷カフェ。縁側でまったりランチ

パワスポで有名な蒲生の武家屋敷カフェ。縁側でまったりランチ

ぜんざい 古民家 ランチ カフェ スイーツ 鹿児島県
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鹿児島空港から車で約30分、鹿児島市街地から車で約40分の位置にある蒲生(かもう)は、江戸時代の町割を残す、まち歩きにピッタリのエリア。日本一の巨木がある町としても有名です。そんな蒲生でぜひ訪れたい「“武家屋敷”カフェzenzai」は、食も雰囲気もかなりレベルが高いオススメスポットなんです。

Summary

パワースポットのすぐそば。築100年超えの武家屋敷カフェ

蒲生は樹齢約1500年の、日本で一番大きな巨樹「蒲生の大クス」で有名。蒲生八幡神社の境内にあるこの樹はパワースポットとして知られていて、大地に力強く根を張るこの樹を目的に足を運ぶ人も多いんです。

この「蒲生の大クス」から徒歩5分、江戸時代から続く町割を残す武家屋敷群の中にあるのが「“武家屋敷”カフェzenzai」です。享保時代から続く農耕士族の屋敷は、築年数100年超。立派な武家門がゲストを迎えてくれます。

梁や柱、床板などはそのままに、テーブルやイスも配された空間は、今と昔が絶妙に混ざり合ったステキ空間。どの席も居心地がよくてついつい長居したくなるのですが、オススメはなんといっても縁側。

特等席は縁側。庭を眺めながらいただく曲げわっぱランチ

庭に面した縁側の席は、窓から燦々と降り注ぐ太陽の光が、本当に心地いいんです。庭の緑、年期を感じる窓枠とテーブル、それだけでも絵になりますが、運ばれてくる料理の盛り付けも美しく、目でも舌でも味わえます。

季節ごとに表情を変える庭は、晴れの日はもちろん、雨の日も風情たっぷり。

そんな人気の縁側でいただきたいのが、曲げわっぱランチ1280円。

熊本県人吉の職人が作る曲線が美しい曲げわっぱに、色とりどりの料理が並び、お昼どきにはほとんどのお客さんが曲げわっぱランチを注文する、という人気メニューです。

蒲生産の無農薬玄米を使った“酵素玄米”のちらし寿司は、オーナー・浜地さんの出身地岡山の郷土料理「祭りずし」。おばあちゃん秘伝のレシピです。

蒲生産の無農薬玄米を使った“酵素玄米”のちらし寿司は、オーナー・浜地さんの出身地岡山の郷土料理「祭りずし」。おばあちゃん秘伝のレシピです。

甘味もマスト!店名にもある「zenzai」は外せません

ランチもおすすめですが、甘味もぜひ。店名にもなっている特製ぜんざい(温・玄米餅入り 630円。※冷は白玉入り)は、オーガニックの北海道産大納言小豆、ミネラルを多く含む“てんさい糖”と、素材にこだわり抜いた店自慢の一品。じんわ〜り優しい味わいで、心がほっと落ち着きます。

蒲生の大クスをイメージしたZENZAIパフェ(860円)。抹茶のババロアやアイスで緑を表現、大学芋や白玉が入って食べ応えバツグンです。

日本一の巨木でパワーをもらい、穏やかな空気が流れるカフェでひと休み。とっておきの休日になること間違いなしです。

■蒲生茶廊 zenzai
住所:鹿児島県姶良市蒲生町上久徳2425
TEL:0995-52-1164
営業時間:11〜17時(16時30分LO) 、日曜は12〜18時(17時30分LO)
定休日:月曜(祝日の場合は営業、翌日休み)※日曜はスイーツ・ドリンクメニューのみ提供

Text・Photo:上村杏奈

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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