2500円でトリュフ三昧のコースが味わえる!パリ発のフレンチで大人の仲間入り
“黒いダイヤモンド”と呼ばれる高級食材トリュフ。いつかは大人の仲間入りをして、芳醇な香りを存分に味わってみたい…。そんな願いを手頃な値段で叶えてくれる、夢のようなお店を発見!それはフランスから上陸した「Artisan de la Truffe Paris(アルティザン ドゥ ラ トリュフ パリ)」です。
フレッシュなフランス・プロヴァンス産トリュフが味わえる専門店
「Artisan de la Truffe Paris」は、2017年に六本木の東京ミッドタウンにオープンしました。パリの本店は流行を発信するエリアとして知られるマレ地区の人気デパートBHV(ベー・アッシュ・ヴェー)内に店を構えています。
前菜、サラダ、パスタ、メイン料理だけでなく、なんとデザートにまでトリュフを使っている「Artisan de la Truffe Paris」。しかもこの店で使っているトリュフは、農薬を使わず栽培しているオーガニックというこだわりぶり。さすが食の意識が高いパリっ子を満足させるだけありますね!
なかなかお目にかかることがないトリュフとご対面!特別にトリュフを持たせていただきました。表面はゴツゴツして固い質感。トリュフはきのこの仲間で痛みやすくデリケートな食材のため、きれいな布やペーパーに包み、真空状態にして4~6℃の冷蔵庫で保存しています。
種類は季節によって変わっていき、黒トリュフ、白トリュフ、サマートリュフなどがあります。夏は香りが上品で、秋冬になると香りが力強くなっていくそう。いろいろ知らないことばかりです!
トリュフ尽くしのコースが2700円~楽しめるランチが狙い目!
このお店に初めて行くなら、4品2700円、5品4104円、7品6264円から選べるランチコースがおすすめです。今回はこのコースメニューの中から、人気の前菜、パスタ、デザートを教えてもらいました。
まずは4104円と6264円のコースの前菜「卵の殻に隠したスクランブルエッグ“ブイヤード”」(バータイムは単品540円)。トリュフのスライスの下に入っている卵にも刻んだトリュフが入っていて、芳醇な香りが鼻に抜けていきます!
右の黒いものはトリュフ入りクリームを挟んだ甘じょっぱいマカロン。見た目もとってもユニークでパリのエスプリを感じますね。
次は6264円コースのパスタ「リコッタチーズとセップ、トリュフを贅沢に詰め込んだラヴィオリ」(バータイムは単品1944円)。ラヴィオリの中にもトリュフ、仕上げにもトリュフ!とにかく噂通りのトリュフ三昧です。
濃厚なチーズソースは力強いトリュフの香りと相性バツグン。香りを感じながら、泡か白ワインを飲みたくなるおいしさです!
料理には十分に満足できるほどトリュフが入っていますが、テーブルにはトリュフ入のオリーブオイルとトリュフ塩が置いてあり、自由に料理にかけてもOK。
最後にすべてのコースに共通のデザート「季節のフルーツとソルベを添えたパブロヴァ トリュフはちみつ」で完結。「あれ、トリュフが見当たらない?」と思ったら、なんとトリュフの香りをまとったはちみつが添えてありました。
どれくらいトリュフの香りがするのかなと思ったら、ものすごく香ります!甘いデザートにトリュフって、意外な組み合わせでしたが華やかなおいしさになるのが新発見です。
トリュフの香りを自宅でも堪能できる、お土産アイテムも充実!
お店の入り口では、パリ本店でも販売されているトリュフ入りのアイテムを購入することができます。写真は左からトリュフを使ったポテトチップス(734円)、スプレータイプのエクストラヴァージンオリーブオイル(トリュフフレーバー)(4104円)、3種類のトリュフ入り塩のアソート(3780円)。
ほかにもトリュフ入りパスタソースや乾燥パスタ、トリュフ入りはちみつなどもあり、充実のラインナップです!なかなか見かけないものが多いので、お土産にもおすすめですよ。
「Artisan de la Truffe Paris」は46席ものテラス席が設けられた最高のロケーション。目の前の木々を眺め、心地のよい風に吹かれながらトリュフを堪能するなんて、とっても贅沢な気分!ぜひ体験してみてください。
Photo&Text:松本いく子
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