関西人気カフェグラマ―きょん。が案内する、神戸1日カフェトリップ
海が近く、山も近い、自然に囲まれた街「神戸」。街を歩いていると、歴史ある洋館にばったり出会えたり、時折船の汽笛が聴こえる「神戸」。山に向かえば、そのままハイキングもできちゃう「神戸」。そんな神戸特有の魅力にもふれつつ、カフェ巡りもできたらなんて幸せなことなのだろう。ということで、今回は特別企画として、私きょん。が考えた、“神戸散策×カフェ巡り1日プラン”をご紹介させていただきます。
「カフェハル」さんで朝の一杯。
朝の始まりはやっぱり淹れたての一杯から。
現・店主さんのおばあさま"春栄"さんが営んでいたという「ハル美容室」が、今はカフェに。
店奥の階段を上がった先にある、2階部屋も喫茶室になっていて、小説や雑誌などあらゆる本が置かれています。まずはここでゆっくりと。
珈琲はブレンドが6種、ストレートが6種に加え、月替りのものも登場。
朝ごはんも食べたい!という方には、モーニングの「ポロポロたまごトースト」もおすすめ。
心身ともに温まる昼食を求めて「SIMA SIMA」さんへ。
お昼ごはんは、姉妹で切り盛りするカフェ「SIMA SIMA(シマ シマ)」さんへGO。
手間暇かけて作られる「SIMASIMA定食」は、終始ほっこりした気持ちに浸ることができる優しい味わいで、その温かみが身に沁みて、ひと口ごとに癒されていく自分がよく分かります。
しかも、内容は毎日変化するという嬉しさ。こちらの定食は1日30食限定の大人気メニューのため、取り置き予約がベター。
神戸のシンボルを目指してメリケンパークへ。
お腹も満ちたところで、神戸散策開始!
さっきまで海を感じる瞬間が1mmもなかったはずなのに、少し歩いてみると景色が一変。目の前には碧い海が広がっていて、身体を纏う潮風が心地いいのなんの。そして、見上げると大きく佇む「神戸ポートタワー」がこんにちは。
ほかにも、撮影マストな“BE KOBE”のモニュメントがあったり、2017年にオープンした西日本最大級のスタバもありますよ。
階段を上った先にある隠れ家「cafe&bar anthem」さんへ。
The神戸な景色にふれたあとは、再び街に戻ってカフェでひと休み。
こちらのアンティーク空間は一体どこにあるのかというと、海岸通に佇む雑居ビルの4階。
どこをどう切り取っても、その瞬間がうっとりするほど美しく映る「cafe&bar anthem(カフェアンドバー アンセム)」さんは、ラテアートまで”美”そのもの。アートはスタッフさんにお願いすると、このようなカタチで目の前に。
ガーゼに包まれたレアチーズをお供に、素敵なカフェ時間を。
個性豊かなお店が凝縮した海岸通&栄町通。
「cafe&bar anthem」さんがある建物を含め、レトロビルが立ち並ぶ海岸通や栄町通は、カフェや雑貨屋さん、アパレルショップなどが数多く存在するエリア。
思いもよらない場所にお店があったり、ウォールアートが描かれた壁とばったりしたりと、訪れるたびに発見があります。
散策していると冒険心がくすぐられっぱなしで、ずっとワクワクしていられます。
「ブルーボトルコーヒー神戸カフェ」で、記憶に残る珈琲を。
カフェを巡る1日神戸トリップ、最後は旧居留地にオープンした名コーヒーショップ「ブルーボトルコーヒー」さん。
メニュー表を見て何を飲むのか決めるのもいいけど、珈琲に精通するバリスタさんに好みや気分を伝えてみるといいかも。
その結果として淹れていただいた珈琲を口にしたとき、今までふんわりとしていた自分の中での“こんな感じ”な味わいの輪郭が、きっと“これ!”とカタチになるはず。
気づけば日が落ち、すっかり夜の時間に。
このまま帰宅するのももちろんいいけど、来た道を戻ってみると、先ほどまで青空の下見ていた景色が、まるで写真を見ているかのようにキラめく幻想的な世界にさま変わり。
日中の神戸と夜の神戸、それぞれが全く違う一面を持ち合わせたところも、神戸の大きな魅力だったりします。
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