たまにはちょっと背伸びして。 銀座でパリの有名シェフの味を満喫

たまにはちょっと背伸びして。 銀座でパリの有名シェフの味を満喫

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2016年9月、複合商業施設「GINZA PLACE(ギンザ プレイス)」内に、ガストロノミー「THIERRY MARX(ティエリー マルクス)」とグランビストロ「BISTRO MARX(ビストロ マルクス)」がオープン。パリの人気ホテル「マンダリンオリエンタルホテル パリ」にて、総料理長を務め、2つ星を獲得した実力派シェフ、ティエリー・マルクス氏が監修するビストロとして、注目を集めています。

Summary


銀座ならではの、クラッシーで大人な雰囲気に浸って

「BISTRO MARX」は、銀座四丁目交差点に位置する「GINZA PLACE」の7階にあります。

片面がガラス張りになった店内は、たっぷりの陽光に照らされて、明るく清潔感抜群。女子会はもちろん、デートや会食など、さまざまなシーンで利用できます。

窓の外には、銀座のシンボルともいえる「和光の時計塔」も。日が落ちると時計塔や周囲のビルに明かりが灯り、ロマンチックな景観に一変します。

こちらは、ラグジュアリーなブランドが軒を連ねる銀座の街並みを一望できるテラス席。屋外でも過ごしやすい秋に、ぜひ利用したいスペースです。

こだわりのコース料理で、本格フレンチの世界を垣間見る

今回は、アミューズからデザートまでの6品を楽しめるディナー限定のコース「シェフおまかせデギュスタシオンコース」(1万円、税・サービス料別)をご紹介。

総料理長の小泉さんと副料理長の大塚さんによると、本コースには、フランス料理らしい食材がしっかりと使われているそう。オーソドックスなメニューも盛り込まれているため、本格派フレンチの世界を知りたい人にも、おすすめしたいコースです。

アントレ(アペタイザー):酒粕香るりんごのクリームとグルヌイユ 熟成ブルーチーズのソース
アントレ(アペタイザー):酒粕香るりんごのクリームとグルヌイユ 熟成ブルーチーズのソース

「グルヌイユ」とは、フランス語で「カエル」を意味します。フレンチでは一般的な食材で、「BISTRO MARX」ではしっかりと処理をほどこしているため、クセなく味わうことができます。

食感は鶏肉のように軟らかく、優しい味わい。また、グルヌイユからとっただしベースのソースを絡めていただくと、濃厚なうまみが感じられます。

魚料理:ヒラメのプレゼ ノルマンディー風
魚料理:ヒラメのプレゼ ノルマンディー風

こちらの魚料理は、パリ北部にあるノルマンディー地方の伝統的なテイストを再現したひと皿。フランス・ブルターニュ産のヒラメや国産の芝海老など、海の幸が凝縮されています。

ソースは、クリームとバターをたっぷりと使った、フレンチの世界ではクラシックなもの。泡立てることで、軽やかな口当たりに仕上がっています。

思わず心おどる、芸術的な盛り付けと新しい味覚

肉料理:小鳩のロースト 洋梨とバンデビス
肉料理:小鳩のロースト 洋梨とバンデビス

こちらもフレンチではポピュラーな食材の、鳩を使ったメニュー。鳩は、牛肉や豚肉よりもコクのある滋味深い味わいで、噛めば噛むほどうまみが染み出します。

添えられたアンディーブ(チコリー)はほんのり苦く、仔鳩とともに食べると、絶妙な相性が楽しめます。

デザート:カミーノベルデ70% ショコラのクリームとソースカシス グラスカフェ
デザート:カミーノベルデ70% ショコラのクリームとソースカシス グラスカフェ

思わず目を見張る美しい盛り付けと、これまで味わったことのない味覚との出会いに、心動かされるはず。

「ゲストの中には、新鮮な発見や驚きを期待されている方も多くいらっしゃいます。そうした方々の期待に応えたいと、工夫や努力を続ける日々。“あのお店、ユニークだよね”と噂になれば、本当にうれしいですね」と小泉さん。

とはいえ、特別なドレスコードやマナーは不要なのだそう。魅力的でクリエイティビティを感じさせるフレンチの世界をぜひ気軽に堪能してくださいね。

text、photo:緒方佳子

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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