海外リゾート気分でお手軽フレンチを。海辺の憧れレストラン「ラ・マーレ」
古くから御用邸や別荘地などで知られるリゾート地・葉山。その中で、まるで海の上に浮かぶようにして建つレストラン「ラ・マーレ」。ここでは、すぐ目の前の美しい海を眺めながら、新鮮な魚介や旬の地元野菜を使ったお料理が味わえます。1階から3階まで違った雰囲気が楽しめるのも魅力。早速ご紹介していきます。
海外旅行気分で、カジュアルに楽しめる一流フレンチレストラン
1977年の創業当時からほとんど変わらないという外観は、真っ白な3階建ての一軒家。
1階の奥には、目の前に透き通った葉山の海が広がるテラス席があります。はっとするほど明るく開放感があり、まるで海外に来ているような気分。
屋内のテーブル席は、ウッドテーブルやシックなブラウンを基調とした、カジュアルな印象。1階には特に、先代の「テーブルマナーより一緒に食事をしている人との会話に集中してもらいたい」「おいしい料理を中心に海を眺めながらもっと気軽に楽しい時間を過ごしてもらいたい」という想いが込めらているのだとか。
壁に描かれたお魚のイラストと「HARRY'S」の文字は社長自らが描いたもの。「HARRY'S」とは、イタリアのヴェネツィアに実在する有名なバーの名前です。そのバーと「ラ・マーレ」の雰囲気が似ていることから、愛称として1階はHARRY'Sとも呼ばれているそう。
新鮮な魚介や旬の葉山の食材を活かしたシンプルな料理を
この日頂いたのは女性にも人気の「粗挽き国産牛のチーズバーガー」(1200円)。
1階はシンプルに素材の味を活かした多国籍メニューが幅広く揃っています。3年前のリニューアルを機に、他にもリーズナブルなアラカルトメニューも増えたそうです。
ひき肉には100%国産牛を使用しており、マンゴーチャツネの甘いソースと、豆板醤の入ったピリ辛マヨネーズソースとのバランスが絶妙!
こちらは「佐島ダコのスパゲッティ プッタネスカ」(1400円)。葉山からほど近い横須賀の佐島で水揚げされるタコは関東でもトップクラスの品質です。新鮮なオリーブやトマトをソースにはもちろん、フレッシュな素材のまま味わえるのがこだわりのポイント。鷹の爪などスパイスの味がしっかり効いた味は、食欲をそそります。
デザートにはガトーショコラ(600円)。シンプルで大人から子供まで食べやすいクラシックな味です。
「ミントクーラー」(800円)は、フルーツとミントをたっぷり使ったさっぱりしたドリンク。味はモヒートに近いイメージ。ノンアルコールカクテルのなかで人気No.1です。
2階の本格フレンチ、3階のバンケットルームもステキ
ここでまは1階の、カジュアルな雰囲気で気軽にお食事が楽しめるカフェ・ブラッセリーを紹介しましたが、テイストの違う2・3階もおすすめです。
2階は本格的なフランス風創作海辺料理がコース(ランチ4000円~)やアラカルトで味わえるレストラン。全面に明るい陽の光が差し込み、真っ白なテーブルクロスが敷かれたテーブル席で、ゆったりと上質な時間が過ごせます。
お料理も、1階とは違ってフランス風創作海辺料理がメイン。
3階はウェディングや誕生日、記念日などをお祝いするパーティー会場として利用できるバンケットルーム(一人6000円~)。さわやかなスカイブルー色の壁がなんともおしゃれで「特別な日」を演出してくれています。
葉山に来たら一度は訪れてみたい、憧れのレストラン「ラ・マーレ」。一流レストランの味を気軽にカジュアルな雰囲気のなかで楽しめるのが魅力。
一度来たらきっと虜になってしまう、そんな海辺のレストランでした。
text:てい えみ
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