かわいいだけのカクテルは卒業!40種類以上の本格ラム酒カクテル
飲みやすいだけでなく見た目もかわいい、カクテル。ベリーやコーヒー味もいいけど、そろそろかわいいだけじゃなくて、本格的なお酒を使ったカクテルにもチャレンジしてみない?芳醇な香りと独特の甘さで世界中から愛されるラム酒で作ったカクテルは、本格的なお酒デビューにもぴったり!そんな、ラム酒ベースのカクテルが気軽に楽しめると評判なのが、新宿の「Amber 9(アンバーナイン)」です。世界各国から集めた40種類以上ものラム酒をベースに、好みに合わせたオリジナルのカクテルを作ってくれます。どんな本格的なカクテルが味わえるのでしょうか!実際に行ってみました。
同じラム酒でも味はさまざま?世界中のラム酒が40種類以上も!
新宿駅からほど近いビルの9階にある「Amber 9」に入ると、まず目に飛び込んでくるのはずらりと並ぶお酒のボトルたち。ウイスキーやジン、テキーラなどもありますが、メインは世界中から集められた40種類以上ものラム酒です。
どれも個性的なデザインのラベルやボトルで、眺めているだけでわくわく!ラム酒の多くは南米産ですが、なかにはインド産や沖縄の伊江島産など珍しい産地のラム酒も揃っています。
ラム酒は、南米各国が当時ほかの国の統治下にいた時代に製造をスタートさせた、歴史あるお酒です。その結果、統治していた国の影響で、その表記やテイストにも違いがあるのだとか。
ウイスキーっぽい味の「RUM(イギリス領)」や、シェリー酒のような味わいの「RON(スペイン領)」、ブランデーのような味わいの「RHUM(フランス領)」など、ひとくちにラムといえど、さまざまな味が楽しめるのです。そのため、ラム酒は幅広い種類のカクテルのベースとして使われています。
夏にぴったりのオリジナルカクテル&フードメニュー!
「Amber 9」では、“モヒート”や“ラムバック”などの定番カクテルのほかに、オリジナルのレシピで作ったカクテルもオーダーすることができます。そこで店長の石倉さんに「るるぶ&more.」をイメージしたカクテルを作ってもらいました。
「パイナップルサイダーのカクテル」
ジャマイカ産の有名なラム酒「マイヤーズ」を使用しています。パイナップルが効いた南国風のさっぱりした甘さで、フルーティな味わいになっています。飲みやすさ抜群で、女子にぴったりのカクテルなのだとか。
「ココアのカクテル」
バニラっぽい香りが特徴の「ディプロマティコ アネホ」という、ベネスエラ産のラム酒を使用したカクテルです。ココアの甘みと苦みにオレンジの爽やかさをプラスした1杯です。食後のデザートと一緒に味わうのに最適な、カフェ感覚のカクテルです。
「ベリー系カクテル」
セント・マーチン島で採れる爽やかな風味のくだものを漬けた「グァバベリー」というラムリキュールをベースに、クランベリージュースとソーダで割ったカクテルです。甘さ控えめでベリーの甘酸っぱさを楽しめるすっきりとした味わいに仕上げているので、食事とも一緒に楽しめる1杯になっています。
本格的なお酒を楽しめる「Amber 9」ですが、“バー”ではなく“酒場カフェ”と呼ぶのが正しいのだそう。その理由は、カクテルをさらにおいしくしてくれるフードメニューにあり!
ミックスナッツやオリーブマリネ、チーズの盛り合わせといった軽くつまめるメニューはもちろん、「殻付き海老のアヒージョ」(787円)や「讃岐うどんの濃厚カルボナーラ」(1000円)などの、お酒にぴったりな濃い味メニューも。
がっつりごはんが食べたい人には「霜降り牛肉のガーリックライス風炊き込みごはん」(1065円)が人気なのだとか。オーダーから30分程度時間がかかるので、カンパイの1杯と一緒にオーダーしておくのがおすすめですよ。
隠れ家カフェっぽい内装は敷居を感じさせない気軽さ!
そんなごはんメニューも楽しめる「Amber 9」。バーにありがちな敷居の高さはなく、隠れ家カフェのように気軽に訪れられそうな雰囲気も魅力的です。
アイボリーの壁とウッドで統一され、ところどころに飾られた観葉植物や、落ち着いた照明が、ゆったりと過ごせるおしゃれな空間になっています。
店内はバーカウンターだけでなく、1〜6名までの少人数で訪れるのに最適なテーブル席があります。奥には半個室のテーブル席もあり、女子会などで使い勝手もよいと人気なのだそう。
新宿駅からほど近いビルの最上階にある、隠れ家のような“酒場カフェ”「Amber 9」。かわいいだけのカクテルはもう卒業して、40種類以上の “ラム酒が揃うお店で”本格的なカクテルデビューはいかが?
Text:古谷 シゲユキ(シャガデリック)
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