【フォトグラファー・もろんのんが切り取る景色vol.7】東京近郊の紅葉編
こんにちは、トラベルフォトグラファーの@moron_nonです。日に日に涼しくなってきて、秋のおでかけの予定をたてるシーズンになりました。今回は、都内からさくっと行ける紅葉スポットの中でも私がおすすめの場所を、撮影法とともにご紹介します。
もろんのんが選ぶBEST撮影スポット
代々木公園/東京 始発集合で銀杏の絨毯を朝日とともに独り占め
原宿駅から徒歩5分の場所にある、東京っ子ならお馴染みの代々木公園。銀杏の黄色い絨毯が綺麗です。朝に行くとこんな形で放射線の光が差し込んでいます。
日中に行くと後ろに人が写り込んでしまうと思いますが、朝は、犬のお散歩をしている人くらいなので落ち着いて撮ることができます。
日がだんだん上がってきました。この写真はフィルムカメラPENTAX SPにオールドレンズsuper takumar f1.4 50mmをつけてとりました。ボケ感が綺麗で気に入ってます。
日が高くなってきたら、公園でその時すでに赤くなっていたもみじを撮影。逆光で少し明るめに撮影すると、ドラマチックに撮れます。
例年のここでの紅葉の見頃は11月中旬~12月上旬ごろ。今年の紅葉も楽しみですね。
新宿御苑/東京 プラタナスの並木がおすすめ
新宿御苑は、新宿駅から近い新宿門の付近の紅葉に人が集まって混雑しやすいですが…。
大木戸門や千駄ヶ谷門から近いプラタナス並木は人が気持ち少なくておすすめ。プラタナスは、通常の紅葉よりも少し早めに見頃が来ます。
プラタナスの葉っぱが可愛いので、友達に持ってもらってポーズをとってもまた可愛いですね。
時期がもう少し早いとこんな形で緑色が強めのプラタナス並木写真になります。
この時は、プラタナスの見頃後半だったため、このように落葉もたっぷりありました。一緒に行った友達何人かに協力をしてもらって葉っぱを投げて撮ったりしても楽しいですね!
月の石もみじ公園/埼玉 長瀞のゆるやかな川景色と一緒に
ここの公園は川から少し土手っぽくなっている傾斜面にもみじをたくさん見ることができます。
私が行った時には、全てが赤に染まり切る前で、グラデーションがちょうど美しい時期でした。
もみじでしたら、この写真のように、被写体の手前と奥にもみじを入れて「前ボケ」「奥ボケ」を作るとふんわりとした写真が撮れますよ。
個人的には、写真の中に様々な色が入っている構図が好きなので、公園から見える川の青色を入れて撮ったこちらは結構お気に入り。
普通のもみじより、二回りくらい大きいもみじもありました。ちなみに、夜にはライトアップもしているので違う楽しみもあります。
長瀞の川下りなどのアクティビティも当日予約ができて、川に盛り上がっている岩などがスリリングで楽しめるで時間があれば一緒に立ち寄ってみるのがおすすめです!
月の石もみじ公園
住所:埼玉県秩父長瀞町長瀞947 付近
電話: 0494-66-3111(長瀞町観光協会)
営業時間:散策自由。11月上旬~下旬のライトアップ時間帯は、16~21時
定休日:無休
料金:無料。11月上旬~下旬のライトアップ時間帯(16~21時)は、入園200円(中学生以上)
水まわりのスポットは、とってもシンプルで開けた景色が多いので、太陽や天候をうまく活かして撮影するとより楽しめます。一緒に写るものを工夫すると絵柄のバリエーションも楽しめるので、小物持参がおすすめですよ。
photo:moron_non(もろんのん)
監修:moron_non(もろんのん)
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