アメリカン気分を味わえる沖縄の外人住宅カフェで絶品クロックムッシュ
トーストにハムと、とろ〜りチーズの相性がバッチリの「クロックムッシュ」。フランスではブランチの定番として知られ、今ではカフェでもよく見られるようになった人気メニューのひとつ。沖縄県中部のうるま市に、絶品クロックムッシュが味わえる、外人住宅カフェ「NIWACAFE(ニワカフェ)」があります。
思わずペロリと完食。自家製ブリオッシュを使った、絶品クロックムッシュ
沖縄県内には、在沖米軍人向けに作られた「外人住宅」エリアが各地にあり、それらを活用したカフェやショップが人気です。沖縄県うるま市曙地区も、コンクリート建築の外人住宅が立ち並ぶエリア。シンプルでモダンな建築を活かした、カフェやギャラリーが点在しています。
そんな曙エリアで、人気のカフェが「ニワカフェ」。高台から真っ白な建物の向こうに金武湾が望めます。
ここでの人気メニューは「自家製ブリオッシュを使ったクロックムッシュ」。(1100円/スープ、サラダ、コーヒー付)
バターと卵をたっぷり使って、柔らかく空気を含むように焼き上げたブリオッシュに、ホワイトソソースと、とろ〜りチーズ、そしてハムをサンド。デニッシュに、ソースが絡み合い、中はしっとり側面はカリっと、絶妙なバランス。
心踊る季節のフルーツタルトはインスタ映え間違いなし
クロックムッシュと併せておすすめしたいのが、自家製タルト。この日は、「すもものたタルト」をカフェラテと一緒に。
季節に合わせて、沖縄県産マンゴーやパッションフルーツなど、南国ならではの果物を使ったタルトもお目見え。
酸味の多いフルーツはコンポートにしたり、甘みの強いフルーツにはタルト生地に塩味をプラスしたり…と、ちょっとした心配りが美味しさの秘密。
県内作家の作る可愛いお皿に乗ったタルト。一枚一枚同じものがなく、訪れるたびに違ったお皿で登場するのも、楽しみのひとつです。
オーナーとのおしゃべりに、ついつい長居してしまう居心地の良さ
ニワカフェを営むのは、東京で接客業を営んでいた庭野真さんと、10年以上都内でシェフを務めていたゆかりさん。2014年の8月にオープンして以来、常連さんが増え続けています。
シンプルな店内には、ふたりが選んだ家具が並び、落ち着ける空間。
奥にはキッズルームもあり、女のこが喜びそうな小さなおウチも。
カメラ好きな真さんが撮った写真もインテリアの一部に。素敵な写真は、ニワカフェのインスタグラムにも。見ているだけでお腹が空いてきます。
カフェでは定期的に、手打ちパスタやタルト作りのワークショップも開催されていて、料理好き、カメラ好き……そしてなによりふたりの人柄に惹かれ、県内各地から多くのファンが足を運んでいます。
■NIWACAFE
住所: 沖縄県うるま市石川曙1-8-13ハウスNo.131
電話:098-927-8607
営業日:10〜17時
定休日:日曜・月曜日
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