じわじわキテる「さばサンド」。相性抜群のクラフトビールと一緒に食べてみたい!
じわじわブームがきている「さばサンド」。さばをサンドイッチに挟むなんて意外な気がしますが、ベトナムのサンドイッチ“バインミー”の具としても定番なんです。そんな「さばサンド」を絶品クラフトビールと一緒に楽しめると聞き、行ってみたのは「常陸野(ひたちの)ブルーイング・ラボ マーチエキュート神田万世橋店」です!
赤レンガが目印!世界的に有名な日本のクラフトビールの直営店
向かったのは、明治期の赤レンガ造りの旧万世橋駅高架下をリノベーションした商業施設、マーチエキュート神田万世橋。この辺りはかつて文化人と大衆が集まって、文化交流が盛んに行われた場所でした。
そんな土地でビール文化を育みたいと、2015年に「常陸野ブルーイング・ラボ マーチエキュート神田万世橋店」をオープンしたのは茨城県の蔵元、木内酒造。日本酒も作っていますが、世界的に有名なクラフトビール「常陸野(ひたちの)ネストビール」を製造・販売する、日本のクラフトビールの先駆者的存在です。
店内も外観と同じくレンガ造りになっていて、外壁は明治時代のままというから歴史を感じます。壁にはビールの原料となるホップやモルト(麦)の展示まで!
ビールとの相性抜群!肉厚の国産さばを使った「さばサンド」
こちらが今回お目当ての「常陸さばサンド」(680円)。オープン当初からの定番メニューで、胚芽パンに粒マスタードをたっぷり塗って、肉厚なさばとにんじん、玉ねぎをマリネしてサンドしています。
酒蔵のオリジナルビネガーでとれたてのさばを茨城でマリネにし、真空パックにして店舗に運んでいるから鮮度抜群。臭みがまったくありません!さばのサンドイッチなんて意外でしたが、シャープな酸味のマリネがさばの脂と絶妙にマッチしています。
このさばサンドと相性抜群なのがお店で1番人気の生ビール「常陸野ネストビール ホワイトエール」(レギュラー680円)。普通のビールとは違って黄色がかった乳白色。コリアンダー、オレンジピール、ナツメグなどのスパイスを使っているので、さわやかな香りとまろやかな苦みがあり、さばを食べた口をさっぱりさせてくれます!
ほかにも「常陸野ネストビール」の樽生ビールは、苦みのあるタイプからフルーティなタイプまで常時9種類が楽しめますよ。
「常陸野ブルーイング・ラボ マーチエキュート神田万世橋店」には、さばサンド以外にも茨城の食材を使ったフレッシュな「2種のオリーブとチーズのマリネ」(580円)やスパイシーな「たこのセビーチェ~塩レモン風味~」(680円)などおつまみも豊富。
「海老ときのこのアヒージョ~エスニック風~」(680円)や「常陸野“特製”牛すじ煮込み」(780円)もビールがすすみそうです!
併設リカーショップで、ほかでは買えないビールや日本酒をお土産に
同じ施設の中には、木内酒造のビールや日本酒、ロゴに使われているキュートなふくろうのグッズなどを購入できる、リカーショップが併設されています。
ほとんど国内の市場には出回っていない大瓶のビール、ヴァイツェン、ペールエール、アンバーエール(各720ml 920円)、木内酒造を代表する日本酒「菊盛」(720ml 896円~)など珍しいアイテムが購入できます。この日は直営店限定販売の缶ビール「常陸野ゆずラガー」(350ml 410円)もありました。
まだ、さばサンドを食べたことのない人は、ぜひ「常陸野ブルーイング・ラボ マーチエキュート神田万世橋店」でクラフトビールと一緒に味わってみてください。きっと新しい発見ができますよ!
Text&Photo:松本いく子
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