ワンコインで作りたてビールが飲める、本場の「サッポロビール博物館」へ

ワンコインで作りたてビールが飲める、本場の「サッポロビール博物館」へ

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日本唯一のビール博物館・「サッポロビール博物館」は、札幌駅北口から直行バスに乗って10分弱、終点で下車すぐの場所にあります。明治に始まった北海道開拓の歴史と共に進んできた、日本のビール産業の歩みを無料で見学できます。今回お邪魔したガイド&試飲付きのプレミアムツアーも、たったワンコイン(20歳以上500円、19歳以下300円、小学生以下無料)。創設当初のレシピで再現したビールと現在のビールを飲み比べできる、ビール好きにはたまらないビール尽くしツアーです。

Summary

ワンコインの「プレミアムツアー」に参加!見学&試飲で大満足

プレミアムツアー(約50分/毎日11時30分〜17時30分、毎時00分、30分にスタート)は、シアターからスタート!日本人として初めて本場ドイツの醸造技術を習得した中川清兵衛をはじめとした、先人たちの創業時のドラマが上映されます。欧米に負けないおいしいビールを造ろうとした物語にしょっぱなから感動。ちょっと驚きの仕掛けもありますが、それは行った方のお楽しみ!

シアターのつぎは見学コースへ。容量85キロリットルの巨大な煮沸釜やパネルで学べる「開拓史」など、驚きながら楽しめる展示内容です。

歴代のポスターは大日本麦酒時代から現代のものまでがズラリ。ビールの宣伝は時代と密接に関係しています。当初のビールは高価(今でいえば5000円/1本)で、政治家など富裕層の男性の飲み物だったため、初代ポスターは着物美人。西洋文化が普及するとドレス姿の女性となり、女性の社会進出で銀幕男性スターが登場するようになっていきます。

ツアーのラスト、お待ちかねの試飲会場は1階のスターホールへ!海外のビアホールのような素敵な雰囲気で、気持ちよく飲めそう。

プレミアムツアー限定で試飲できる、復刻札幌製麦酒(右)。当時の味・製法を極力再現しているので、ホップの苦みがあったり、ろ過していないので少し濁っていたり、荒削りなところもあるけど厚みのある味。もう一方は現代のサッポロ黒ラベル。どちらもおいしくいただきました。

最後に、缶ビールがおいしくなる注ぎ方レクチャー。実際に家でトライすると、まるでお店のようにおいしくなりました。すっかりビール通の気分です。

もっと飲めるぞ!という方は、工場直送の3種飲み比べセット(600円)を追加注文できます。左から「黒ラベル」、北海道限定販売の「クラシック」、創業当時の味を再現した「開拓使麦酒」。とってもお得!

ビールと関連グッズをおみやげに!

ミュージアムショップにはビール関連のおみやげがいっぱい!北海道限定ビール「サッポロクラシック」を使ったゼリーチョコレート(864円)はウイスキーボンボンのビールバージョン。ほんのりビールが香る大人のチョコレートです。

てぬぐいで遊べる「すごろくてぬぐい(860円)」やトートバック類などその種類も豊富です。開拓使麦酒3種(アルト、ヴァイツェン、ピルスナー/各550円)など飲み比べビールもお手ごろ価格なので晩酌用にぜひ!

敷地内のサッポロビール園で生ラムのジンギスカン×ビールを

(画像なし)
北海道遺産に指定されている博物館の隣には、フレッシュラムのジンギスカンと工場直送の生ビールが楽しめるサッポロビール園があります。ここでしか飲めない「サッポロファイブスター」や北海道の旬の味覚がいただけます!ジンギスカンと焼き野菜を好きなだけ食べられる「名物生ラムキングバイキング120分(ラストオーダーは100分)3132円」がおすすめです。

北海道で育まれたビールの魅力とその歴史を知れば、また違ったおいしさを楽しめるかも!? ビールと札幌の歴史探訪とグルメも楽しめるテーマパークを、ぜひ札幌旅に組み込んでくださいね。

text:下西由紀子(3jags)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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