三浦半島最南端の島で、野外映画館「星降る町の映画祭 with CINEMA CARAVAN」が開催
最近話題の野外映画館。開放的な空間で、フードやドリンクを楽しみながら映画を見ることができるので人気急上昇中!神奈川県三浦市の県立城ヶ島公園では、去年に引き続き第2回目となる「星降る町の映画祭 with CINEMA CARAVAN」が、2018年9月29日(土)と30日(日)の2日間開催されます。
絶好のロケーションで楽しめる映画祭
会場は、三浦半島の最南端にある神奈川県・県立城ヶ島公園。東京から電車で90分ほどのこの場所は、目の前には真っ青な大海原が広がり、日が暮れれば満天の星空に恵まれる、絶好のロケーションです。
日が落ちてからは、設置されたスクリーンやテントたちの幻想的なライティングの中、映画を楽しむことができます。昨年開催されたときは島内の駐車場が埋まってしまうほどの人気だったとか!
この日のために制作されるオリジナル作品3本が上映
「青い、森」は、新人監督の登竜門とされる「未完成映画予告編大賞」において、平川雄一朗賞を受賞した作品。「インベスターZ」でドラマ初主演をつとめる清水尋也たち若手俳優による“新人離れした、本格的な映像美で紡がれる物語”と評される、青春ドラマです。
「さかな」は、本映画祭会場の三浦市にて全編ロケを行ったオリジナル作品。地域に密着した映画制作の実験的な試みとなっています。
高校最後の夏、水泳でオリンピック選手になる夢と、想いを寄せていた少女ゆかりを失った青年が、1人の少女「沙加奈」と出会い、ライバルの帰郷をきっかけに少しずつ変化していく、ひと夏の物語。「ピーチガール」や「honey」を手がける神徳幸治監督による作品です。
「Play with the Earth」は、野外映画館で文化をつなぐプロジェクト「CINEMA CARAVAN」代表の写真家・志津野雷が世界を旅し、切り取った記録や感覚を紡いだ映像作品。
今回は、“星降る町の映画祭”での特別バージョンとして、城ヶ島海南神社で7月に行われた、5年に1度開催される例大祭の様子や、島の人たちの漁業や普段の生活などを描いています。
ワークショップやフードショップも充実
また、映画が上映されるサンセットまでの時間を楽しむ多彩なワークショップも開催されます。
「湘南ビーチチェアを作ろう」は、北欧のライフスタイルを提唱するイェンス・イエンセン氏による、デンマークの伝統的な椅子をアレンジした、組み立て式椅子のDIYワークショップ。昼間に作った椅子で、夜は映画観賞ができます。
ほかにも、手作り望遠鏡を作って星空を観察する「自分だけの星空を見つけるワークショップ」、夜の映画祭会場に宿泊する、手ぶらでできるキャンプイン体験「映画祭の夜に、キャンプイン」などが。
フードショップには三浦半島の新鮮でおいしい素材を使ったメニューやドリンクが集結!城ヶ島を拠点とするまぐろ屋さんが作る“ごちそうツナ”を使ったメニュー、三浦市の新鮮な素材で作るオリジナルベーグル、フードに合う自然派ワインの城ヶ島ワインバーなどが並びます。
目の前いっぱいに広がる海を見ながら、リラックスしたひとときを過ごすことができる「星降る町の映画祭」。この2日間だけの非日常空間を楽しんでください。
■「星降る町の映画祭 with CINEMA CARAVAN」
開催期間:2018年9月29日(土)、30日(日)
開催場所:神奈川県立城ヶ島公園(神奈川県三浦市三崎町城ケ島)
交通:京急三崎口駅から城ヶ島行きバスで20分、「白秋碑前」下車、徒歩約5分
時間:11~22時
料金:入場無料
問合せ先:046-873-5643
Text:稲見亜矢子
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