金沢の「石浦神社」のおみくじやカラフルバリエの水玉お守りでご利益あるかも!?
観光地の真ん中に佇む「石浦神社」は、金沢で一番歴史のある神社ですが、ここ数年はカラフルなアイテムをたくさん揃えた新しさでも話題になっています。スマホ片手のSNSネタ探しも楽しい、写真“映え”確実なスポットを紹介します。
人気観光スポットど真ん中!立ち寄りやすく、歴史深い神社
「石浦神社」は、紀元前からの歴史をもつ、金沢イチの古社です。向かって左手には兼六園や金沢城、真向いに金沢21世紀美術館・・・定番観光スポットのど真ん中「広坂交差点」そばで、観光地としてはこの上ないロケーションにあります。
ただ、「由緒正しい」というイメージが強すぎて、数年前までは「逆に近寄りにくい」空気もあったそう。
そこで、5年前に代替わりした現宮司が、その要因ひとつひとつを現代風にアレンジ。結果、スマホ世代も撮影に集う華やかなスポットとなりました。
新しい守り神?マスコットキャラ「きまちゃん」がかわいい!
例えば、神社といえば「狛犬」ですよね。今も昔も「宮」の両脇を支える大切な存在ですが、最近の石浦神社は烏帽子を冠ったマスコットキャラクター「きまちゃん」の存在感が強く、きまちゃん目当ての家族連れやカップル、女子グループが多いんです。
親指大のかわいい「きまちゃんみくじ」(500円)は、人形の底部分から「おみくじ」を引き出せます。「きまちゃん」というキャラクターの親しみやすさから、「おみくじ」目当ての参拝者も急増しており、境内には、無数のおみくじが結ばれ、「藤棚みたいでキレイ!」と大人気の撮影スポットに。
神社ならではの“アイテム”が豊富!御守りは100種以上?
本のしおりにできる「きまる札」(600円)も人気で、夏バージョンはスイカ割り・・・。材料に「能登ヒバ」を使うなど品質にもこだわりが。「きまちゃん」の公式グッズショップと言えるほどのラインナップです。
「きまちゃん」だけでなく、カラフルなデザインの「御守」(800円)も豊富なんです!水玉模様だけで41種類もあり、巫女さんに聞いたところ、選びきれずに10分以上迷っているお客さんも多いのだそう。
ミニチュアランドセルタイプの「学業交通守」(800円)もカラフル!ここにはさりげなく「きまちゃん」フェイスもあしらっており、実物大も欲しがられるほどお子様に人気(※実物大はありません)。
水玉模様の41種と合わせると、御守りのデザインは・・・合計100種以上!
「神社に人が集まり、賑わいが生まれ、町ができてきた」と神社本来のあり方を語る宮司さん。「金沢に新しい賑わいを生み出したい」と、境内に夜バルを常設するなどきっかけづくりにも積極的です。
■石浦神社
住所:石川県金沢市本多町3-1-30
TEL:076-231-3314
拝観時間:9~16時(社務所)※境内は参拝自由
Text&Photo :「週末、金沢。」編集部
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