野菜たっぷり!「なんでもない日」のカラフルスープで栄養チャージ!

野菜たっぷり!「なんでもない日」のカラフルスープで栄養チャージ!

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小川の清流に沿って約1.3キロの遊歩道が続く立川の根川緑道沿いには、お散歩がてら立ち寄りたい、有機野菜をたっぷり使った栄養満点のおいしいスープが食べられるお店があります。その名も、スープ・カフェ「なんでもない日」。その魅力をお届けします。

Summary

栄養満点のカラフルな野菜スープでヘルシーに

まんぷくスープセット(手作りのピクルス付き)750円
まんぷくスープセット(手作りのピクルス付き)750円

店主の中倉さんがカフェでスープを作ろうと思ったきっかけは、市内で畑仕事のお手伝いをしていたときに、出荷できない野菜は破棄されてしまうことを知って心を痛めたから。

「スープだったら野菜を刻んでしまうから形なんて関係ないし、規格外とはいえ有機野菜だから、味が濃くてスープにするととってもおいしいの」とニコリ。実際、スープは野菜本来の味を生かすために、調味料はほとんど使っていません。コクがあって体にスッと染み渡るようなおいしさです。

プチパン(2個)か黒米ご飯がつき、スープが1種類のセットはワンコインの500円という安さ。2種類つく「まんぷくスープセット」も750円でいただけます。

通年メニューの「ミネストローネ」をはじめ常時3〜4種類を提供。季節のポタージュとその日のお楽しみスープは日替わりです。

中倉さんの朝はとても早く、8時のオープンに間に合わせるため毎朝5時頃にお店に来てたった1人でその日のスープを作ります。朝8時から9時までの「おはようセット」は、スープセットに好きなドリンクがついて700円。朝1番に食べるお野菜たっぷりのスープは、健康志向の人の強い味方です。

豆乳ゼリー 300円
豆乳ゼリー 300円

お店ではスープのほかに、マフィンやクッキー、豆乳ゼリーやりんごのポートなど、手作りスイーツもあるので、おやつを食べに行くのもオススメです。きな粉と黒豆がのった黒蜜たっぷりの豆乳ゼリーは絶品!

お店の片隅では新鮮野菜の直売も!

こちらのスープに使われているのは、立川にある「シロガネ農園」の有機野菜。味はいいのに、見た目の悪さなどが理由で廃棄されてしまう規格外の野菜を、農園から譲ってもらっています。

地元の農園の方も出荷できない野菜があると、わざわざお店までサービスで届けてくれるのだそう。お店の入り口には地場野菜の直売コーナーまで。

入口前にはお楽しみ箱もあり、カフェに来るお客さんの手作りアクセサリーや使わなくなったネックレスなどが格安で売られています。こちらでは、こうした収益は、中倉さんが運営する「子ども食堂基金」に寄付され、食事が満足にとれない子どもたちのスープ代として大事に使っているのだとか。

山小屋にいるような気分を味わえる一軒家カフェ

元々は空き家となっていた家を改築して作られたこちらのお店。木をふんだんに使い手作り感たっぷりで、まるで山小屋にいるかのようなほっこりした気分に浸れるのも魅力です。

店内の特等席は窓側。緑道沿いのため春は桜、夏は新緑、秋は紅葉と季節ごとに違った景色を眺めることができます。

店内の壁にはZINEをはじめ、地元のお店やイベント情報を記した手作りのPOPが。これは、20代の頃に児童文学の賞を受賞して、作家活動をされていた中島さんが個人で活動されている方々を応援したいとの思いから。

そのため、お客さんには彫金作家さんやイラストレーター、ヨガの先生など個人で活動するアーティスティックな人が多いそう。お店に別々で来たお客さん同士が意気投合して、繋がりを持つようになることも多く、カフェが街のコミュニティースペースになっているのです。


優しい笑顔の店主がおいしいスープとスイーツで温かく迎えてくれるスープ・カフェ「なんでもない日」は、豊かな自然に囲まれた山小屋のような雰囲気で、身も心も癒されること間違いなしですよ。

text:矢作千春、mogShore

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。

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