金刀比羅宮

金刀比羅宮(ことひらぐう)みどころガイド!お参り&お守りに重要文化財の秘宝まで|香川

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香川県琴平町にある「金刀比羅宮(ことひらぐう)」は、全国にある金刀比羅神社の総本宮。「こんぴらさん」の名で親しまれ、御本宮まで785段、奥社までは1368段もの石段が続く長い参道で知られています。境内には重要文化財の社殿に貴重なアート、名物パフェなど見逃せないポイントがいっぱい!じっくり時間をかけて楽しみたい、金刀比羅宮の魅力をご紹介します。

Summary

金刀比羅宮でしあわせ参り

金刀比羅宮

象頭山(ぞうずざん)の中腹に鎮座する自然豊かな金刀比羅宮。主祭神の大物主神(おおものぬしのかみ)は分け隔てなく人々に平和をもたらす神様で、健康や恋愛、学業などさまざまなご利益があります。古くから海上交通の守り神としても信仰を集め、年間約400万人もの参拝客が訪れています。

寄り道しながら石段を上ろう

金刀比羅宮参道

御本宮でのお参りのために上る石段は785段。「大変そう!」と思うかもしれませんが、参道にはみどころがたくさんあります。のんびり見学しながら御本宮を目指すと、石段の数もさほど気にならないかも。まずはみやげ物店が軒を連ねる門前町の雰囲気を楽しみながら上っていきましょう。

金刀比羅宮の大門

石段を365段上ると金刀比羅宮の総門である「大門(おおもん)」に到着。二層入母屋造・瓦葺の立派な門は金刀比羅宮の総門で、ここからが神聖な境内になります。

五人百姓の加美代飴

大門をくぐると、白く大きな5つの傘が並ぶ「五人百姓(ごにんびゃくしょう)」がお出迎え。古くから境内で唯一商いを認められている5軒の飴屋で、傘の下で「加美代飴(かみよあめ)」を販売しています。

ほんのりユズの風味が漂う黄金色の素朴な飴。古くからこんぴら参りの定番みやげで、その歴史は700年以上ともいわれているそうです。

金刀比羅宮の神馬

大門から150mほど続く石畳「桜馬場(さくらのばば)」を抜けると左手に広場があります。奥にある御厩(みまや)では、美しい2頭の神馬に出会えますよ。

金刀比羅宮の奉納品

この広場には金刀比羅宮の奉納物のなかでも最大級といわれる、直径約6mのタンカーのスクリューも展示されています。海上交通の守り神として崇められていることを象徴する奉納品前は、記念撮影にもおすすめです。

こんぴら狗

431段の「桜馬場西詰銅鳥居(さくらのばばにしづめどうとりい)」のそばで待っているのは、キュートな「こんぴら狗(いぬ)」の銅像。江戸時代、犬が飼い主の代わりに旅人たちに連れられ代参する風習があり、立派に務めを果たした犬は「こんぴら狗」とよばれていたことを今に伝えています。

金刀比羅宮の旭社

628段では「御本宮に到着?」と勘違いするほどの立派な社殿「旭社(あさひしゃ)」が目前に現れます。40年もの歳月をかけて天保8年(1837)に竣工。国の重要文化財で、江戸時代末期の美しく華やかな意匠が随所に施され見応えたっぷり。

ここからは上りと下りに分かれた一方通行になっているので、そばでの見学とお参りは御本宮からの帰り道になります。

金刀比羅宮の御前四段坂

最後に待ち受けるのは「御前四段坂(おまえよんだんざか)」。思わずひるんでしまうほど急な石段の数は133段。これを上りきれば、いよいよ御本宮です!

785段制覇!絶景が待つ御本宮で参拝

金刀比羅宮の展望台

まずは展望台で、讃岐平野の絶景を前にひと休み。瀬戸大橋や讃岐富士の名で親しまれる「飯野山(いいのやま)」を望む香川らしい眺めがとても爽快♪

金刀比羅宮御本宮

御本宮の社殿は大化の改新(645年)以前の創建とされています。幾度もの改築を経て、明治11年(1878)に現在の姿になりました。壁面に施された蒔絵など、お参りと合わせて見学しましょう。

神札授与所でしあわせのお守りを

金刀比羅宮の幸せの黄色いお守り

お参りのあとは健康としあわせを祈る「幸せの黄色いお守り」1000円を授かりましょう。金刀比羅宮のテーマカラーの黄色がとてもきれいで、気分もハッピー♪

行きでも帰りでもOK!境内のアートと秘宝を見学

高橋由一館
高橋由一館

金刀比羅宮のもう一つの魅力は国内有数の美術作品を収める3つの文化施設。遠方から訪れる人もいるほどの貴重なアートを、ぜひこの機会に鑑賞しましょう。

【宝物館(ほうもつかん)/400段】

十一面観音立像
「十一面観音立像」 画像提供:金刀比羅宮

西日本最古級の博物館。金刀比羅宮の宝物50点以上を展示しています。国指定の重要文化財「十一面観音立像」は平安時代の作で、見応えあり。

【高橋由一館(たかはしゆいちかん)/431段】

高橋由一
高橋由一「豆腐」 画像提供:金刀比羅宮

近代日本を代表する明治初期の画家・高橋由一(たかはしゆいち)。そのコレクション27点を一堂に鑑賞できる全国でも貴重なスポットです。「豆腐」など静物画のほか、「琴平山遠望図」では由一の目を通した琴平の景色にふれられます。

【表書院(おもてしょいん)/477段】

円山応挙
円山応挙「遊虎図」 画像提供:金刀比羅宮

江戸時代に京都で活躍した絵師・円山応挙(まるやまおうきょ)の代表作の一つ「遊虎図」などの障壁画を見学できます。かつて客殿だったという建物と、応挙の障壁画はともに国指定の重要文化財。

通常は非公開の奥書院には伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)の「百花図」など名画を所蔵。特別な時に公開されることもあるので、おでかけ前にチェックしておきましょう。

■金刀比羅宮
TEL:0877-75-2121(金刀比羅宮社務所)
住所:香川県仲多度郡琴平町892-1
営業時間:参拝は6~18時
定休日:無休
【宝物館・高橋由一館・表書院】
入館料:各800円
時間:9~17時(入館は~16時30分)
定休日:無休

名物パフェでひとやすみ「カフェ&レストラン神椿」

カフェ&レストラン「神椿」

金刀比羅宮で外せないのが、500段のところにある「カフェ&レストラン神椿(かみつばき)」。香川県産の旬の食材を存分に生かした軽食やスイーツが味わえるカフェと、優雅に食事を楽しめるレストランの2フロアに分かれています。

神椿パフェ

名物はカフェの「神椿パフェ」1230円。香川の伝統菓子「おいり」や香川の醤油を使った「チュイール」など、さまざまな素材で華やかに彩られています。上品な甘さと多彩な食感のトリコになる和風のパフェは極上の味わい!たくさんの石段を上ったごほうびにぴったりのスイーツで、しあわせ気分倍増です♪

■カフェ&レストラン神椿
TEL:0877-73-0202 (受付時間9〜17時)
住所:香川県仲多度郡琴平町892-1
<カフェ>
営業時間:9~17時(16時30分LO)
定休日:無休
<レストラン>
営業時間:11時30分〜15時(14時LO)
定休日:水曜

金刀比羅宮へのアクセスと御本宮までの所要時間は?

金刀比羅宮の表参道入口までは、JR琴平駅から徒歩10分、ことでん琴電琴平駅から徒歩6分。表参道入口から御本宮までのめやすは徒歩45分。そこからさらに徒歩30分で奥社です。途中みどころに立ち寄る時間も考慮してプランを立てましょう。

text:逸見恵子
photo:恒岡健太

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