ノーブレーキで時速70km!次世代選手も登場!もえあず、はじめての競輪場
競輪場って、行ったことありますか?生のレース観戦は迫力満点だし、おいしいグルメも揃っていて、実は穴場のお出かけスポットなんです。&moresとしてもお馴染みの“もえあず”こと、もえのあずきちゃんがはじめての競輪を体験レポート。ここ「静岡競輪場」は、1年の総決算ともいえる競輪界最高峰のレース「KEIRINグランプリ2018」(12月28日~30日)の開催場でもあるんです。今からチェックして、年末にお出かけしましょ。
Summary
ガッチリ体型がかっこいい!若手競輪選手とご対面
静岡競輪場にやってきました。静岡県内の8か所から無料バスが運行していて、静岡駅からなら約15分で到着。入場は無料です。2018年12月28日~30日には、「KEIRINグランプリ2018」という1年で一番大きな大会が開催されますよ。
今回案内してくれるのは、静岡競輪場をホームバンクとする吉元大生(よしもとたいせい)選手。今年7月にデビューした20歳の若手注目株です。
身長179cm、体重79kgという筋肉質の体格で、太ももは64cmもあるんですって!目標は競輪界でトップになること。さらに日本ナショナルチームのメンバーでもあり、「2020年もしくは2024年のオリンピックには必ず出ます!」と力強く語ってくれました。
「ライン」がわかるだけでおもしろい。ルールをさくっと解説
競輪初心者の女子におすすめなのが、バックスタンドの一角にある「Begi-na‼(ビギーナ)」というブース。観覧席はもちろん、キッズスペースや授乳室もあって、ファミリーにも優しい施設なんです。
カフェ風のインテリアは、おしゃれで清潔。観覧席は全63席あり、第2コーナー付近からスピード感あふれるレースを目の前で見ることができます。
土日祝には元競輪選手がルールやレースのポイントをわかりやすくレクチャーしてくれる初心者コーナーを開設。今回は特別に吉元選手に競輪の見どころをざっくりと教えてもらいました。
競輪の魅力をひと言でいうなら、選手同士の駆け引き。速ければ勝てるわけじゃないんです。キーワードは「ライン」。風を避けるためや、レースの駆け引きや位置取りを有利に運ぶため、ラインと呼ばれるチームを組んで走るんです。レースの終盤まではライン同士による戦いが繰り広げられ、最後は個人対個人の壮絶な戦いに!
レースで使用する自転車はレーサーと呼ばれます。スピードを出すために必要のないものは排除され、かつ、急停車による追突事故を防ぐためにブレーキがついていないのが特徴。タイヤの太さは22mmと極細で、重量は約7~8kgと驚くほど軽量なんです。
カラフルな自転車と後輪(ディスクホイール)が華やかな、女子選手によるガールズケイリンもあると聞き、興味津々!
車券はマークカードに記入して購入します。賭式は7種ありますが、初心者は1~3着内の2車を予想するワイド(拡大2連勝複式)が予想しやすくておすすめ。記入が終わったら窓口や自動発券機に持っていきましょう。
揚げたてフライからがっつり系丼まで。もえあずが見つけた場内グルメ
昼間に行う通常開催の場合は、第一レースは10時30分~11時30分頃に始まり、最終レースは16時30分頃までと、1日10~12レース行われます。合間に場内グルメで腹ごしらえと参りましょう。西側売店と南側売店に計6軒のお店が並んでいます。
西側売店の「浜松屋」では店頭でフライが次々と揚げられています。大きなゆで卵が2個串に刺さった玉子やアジ、ハムカツなど、なんと全部100円。ソースの二度つけは禁止ですよ。
ご当地グルメ・静岡おでんもやっぱり食べたい!ふわ(1本100円)とは、牛の肺のこと。お好みで味噌や青のり入りだし粉、カラシをつけて召し上がれ。
吉元選手と一緒に来たのは、南側売店の「ゑびす家」。丼もののほか、醤油ラーメンやもつ煮込み定食、豚のしょうが焼き定食なども揃っています。
もえあずちゃんはマグロ&ネギトロのダブルがうれしい「まぐろ丼」(800円)を、吉元選手は山椒を隠し味にした「特製豚丼」(500円)をいただきました。
ゴール間近は時速70kmの猛スピード。迫力満点のレースに歓喜
いよいよレース観戦。多くの客席は無料ですが、セレブ気分に浸れる2階特別観覧席「富士山ロイヤルラウンジ」で観戦することに。
年会費・入会費無料の「katteko CARD(かってこ カード)」に入会すると、ラウンジで優雅に座ったまま投票・観戦できるんです。静岡競輪マスコットキャラクター・レーサーパンダのイラストがかわいすぎ!
ロイヤルボックスは1部屋8000円(定員4名)。2台のテレビが設置され、Wi-Fi完備、コンセントも使えます。ドリンク飲み放題、予想紙サービス、場内売店から出前もとれて、至れり尽くせり。
号砲の合図で一斉にスタート。序盤はラインを組んだチームの位置取りが見どころです。先頭を走るのは紫地にオレンジ線の入ったヘルメットをかぶった先頭員。風圧によって選手が不利にならないように風除けとなって規定の位置まで先頭を走ります。
ゴールまで残り1周半になると打鐘(ジャン)が鳴らされ、レースは佳境に。一気にピッチが上がり、客席も大盛り上がり!最後の直線は時速70km近い猛スピードになり、ゴールを目指します。フィニッシュまで誰が勝つか本当にわかりません!
「3分半のレースはあっという間!競り合うゴール間近は迫力満点で、思わず立ち上がって応援しちゃいました」ともえあずちゃん。編集部も大興奮のレースでした!
旅行券など豪華景品が当たるスタンプラリー実施中
2018年12月1日(土)~2019年3月31日(日)、『旅する♡けいりん&オート』キャンペーンを実施しています。静岡県や九州に旅して、競輪場&オートレース場を楽しみながらスタンプを集めて、豪華賞品を手に入れましょう!
<対象競輪場・オートレース場>
静岡エリア
①静岡競輪場 ②伊東温泉競輪場 ③浜松オートレース場
九州エリア
④別府競輪場 ⑤小倉競輪場 ⑥佐世保競輪場 ⑦飯塚オートレース場
るるぶ特別編集でも、静岡競輪場を取り上げています!静岡を中心に駅や観光案内所などで配布中なので、ぜひお手に取ってみてくださいね。
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スポーツ競技としても大注目の競輪。レースにグルメに1日中楽しめる場所なので、一度足を運んでみてはいかがですか?
■静岡競輪場
住所:静岡県静岡市駿河区小鹿2-9-1
TEL:054-283-3200
営業時間:開門時刻はレース開催日により異なる
定休日:レース開催日により異なる
料金:入場料無料
Sponsored:公益財団法人JKA