芸術の秋は大自然のなかでアートを満喫【Masaの関西カメラさんぽ11】

芸術の秋は大自然のなかでアートを満喫【Masaの関西カメラさんぽ11】

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奈良市内から車を1時間ほど走らせた山奥に、何とも不思議なアートでフォトジェニックな公園「室生山上公園芸術の森」があります。山の上の静かな公園でアート作品に触れながら、のんびりとした休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。リフレッシュ出来ること間違いなしですよ。

Summary

特徴ある一本の木は、色んな角度から写真を撮りたくなる

綺麗な形をした木に続く道は、「螺旋(らせん)の水路」となっていて、いちばん上の写真のように、グルグルしたところからクネクネしたところまで、ユニークな道になっています。かわいいですよね。

「螺旋の水路」を向かって左側からこの木を見ると、島にいるようにも見えますね。

不思議な形のアート作品は、触れたり、絶景を楽しんだり

公園内には、実際にのぼって楽しめる作品もたくさんあります。ここ「天文の塔の島」は湖に浮かぶ不思議な島で、外の階段をのぼったり内部に入ったりも出来るのです。

「天文の塔」から「太陽の道」を見下ろしたところ。ドローンで撮ったかのような面白いアングルもいいですよね。

公園内の湖は、綺麗に反射して鏡のような美しさになることも

公園内には湖もあります。波が立たないような山奥なので、湖面は鏡のようにクッキリ!青空も雲も綺麗に映りますよ。

こちらは、「ステージの島」と言う名の通り、ステージになっています。写真をひっくり返しても、上下が分からないほど鮮明だったので、反対にしてみました。さらに不思議さが増しますね。

大自然の中に違和感のあるモニュメントが錆びている?

お気付きかもしれませんが、すべてのモニュメントは錆びた茶褐色です。実は金属部分は「コールテン鋼」という素材が使われています。この錆び、これ以上進行しないため、耐久性は半永久的なのだとか。要するに、あえて錆を楽しむ「オシャレ錆び」です。

ピラミッドの内側になります。こちら側は、木で出来ています。アートは奥が深いですね。

近くの「曾爾高原」は、夏から秋にかけてススキが楽しめる大パノラマ

せっかく行くなら、是非寄って欲しいのが「曾爾高原」。「宝生山上公園芸術の森」からは、30分ほどで移動できます。朝早ければ、雲海も見られてとても清々しい気分になりますよ。

10・11月は黄金のススキが綺麗に輝きます。撮影時はまだススキは青々としていました。グリーンのススキもまた格別です。

やっぱり青空の日がいいですね。軽く山を登ったりも出来るので、運動靴で行くのがおすすめです。

「室生山上公園 芸術の森」は、もともとは地滑り対策事業という公共事業の跡地に出来た公園ということです。そのため山の上につくられているのですが、その大自然にギャップのあるアート作品がとてもフォトジェニックな場所となっています。

奈良県は、神社仏閣が多く歴史深いイメージがありますが、自然豊かなところでもあります。是非、自然に調和したアートや綺麗な高原を楽しんでみてください。

photo:西山雅彦(@masa_nikonist)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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