かわいくてきちんと感も伝わる手土産に!宝石箱みたいな「銀座 菊廼舎」の江戸和菓子
銀座に明治創業の和菓子店「銀座 菊廼舎(きくのや)」。この店を代表する銘菓が、江戸和菓子の詰め合わせ「登録商標 冨貴寄(ふきよせ)」です。缶を開けたときに「わ~!」っと歓声が上がる、季節折々の風情の見立てがとってもキュート。2018年4月に銀座本店がリニューアルしたというので行ってみました。
Summary
“ふくろう”は年末まで販売決定!季節の見立てが楽しい「登録商標 冨貴寄」
「登録商標 冨貴寄」にはいろんなサイズやテーマがありますが、今回のお目当ては季節ごとにテーマが変わる季節缶。2018年は冬が「開運干支缶」、春が「桜色缶」、夏が「夏色缶」、秋が「ふくろう」です。さっそく秋の「ふくろう」を購入!
包装紙を開けると、手の込んだ箔押しの化粧箱がなんとも美しい…。受け取った人は「丁寧な贈りものをいただいた」という気持ちになること間違いなし。さすが銀座の老舗です!
こちらが「登録商標 冨貴寄 ふくろう」(1998円・内容量210g・化粧箱付き)。まるで宝石みたいな色とりどりの江戸和菓子が、30種類以上も入っています。よもぎ最中の皮でできたふくろうがとってもキュート!
おもな江戸和菓子はバターを使用していない和風クッキー、落雁(らくがん)、金平糖(こんぺいとう)、和三盆、ハッカ糖、黒糖をからめたピーナッツや黒豆、打ちもの(赤えんどう豆粉、砂糖などを混ぜて、型押ししたもの)など。
美しい形、自然な色合い、繊細な口溶け、上品な甘さ…、どれも職人さんが丁寧に作っていることが伝わってくるおいしさです。ほとんどが一般的に干菓子と呼ばれるもので、水分を含まないため約50日も日持ちがするのもうれしいですね。
さらに“ふくろう”には、もう1つお楽しみが。そっと持ち上げると、中にも江戸和菓子を発見!恋愛運、健康運、仕事運、勝負運、人気運など「8つの幸せ」の願いを込めて詰めたという楽しい演出です。
この秋の「ふくろう」は2015年から販売を始めて、すぐにSNSで人気が沸騰!例年10月下旬には売り切れ次第終了だったのを、2018年は年末まで販売を延長するそうです。
「登録商標 冨貴寄」にキュンとくる“パンダ”や“縁結び”のバージョンも!
ほかには、こんなかわいいパッケージのバージョンもあります。左から「登録商標 冨貴寄 銀座パンダ5」(1080円・内容量140g)と「登録商標 冨貴寄 縁結び」(1080円・内容量90g)。
2018年6月に発売した「登録商標 冨貴寄 銀座パンダ5」には、ほっこりなごんでしまう落雁パンダ5頭が入っていて、こちらもSNSで大ヒット!缶入りではなく、袋に入ったカジュアル仕様なので、自宅用にもいいですね。
あいあい傘を見立てた「登録商標 冨貴寄 縁結び」は、片手に収まるミニサイズです。もとは2016年のバレンタインに発売した限定アイテムでしたが、合格祝い、結婚式のお土産、送別会にも贈りたいとの声が多く、通年販売に格上げ。“縁結び”が透かし柄になったしおりもついています。
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「銀座 菊廼舎 本店」でイートインが可能に。お茶と江戸和菓子のふるまいも
「銀座 菊廼舎 銀座本店」は、銀座交差点からすぐの銀座コアビルの地下1階に店を構えています。2018年4月には売場を拡大し、全店舗で初めてのイートインスペースが登場!店頭販売でしか買えない上生菓子やきんつばなどが、お茶と一緒にいただくことができるようになりました。
せっかく来店したので、店頭販売限定の「揚げまんじゅう」(1個216円)を注文。甘さ控えめのこしあんを特製の小麦まんじゅうの皮で包み、マカデミアナッツをまぶしてカリッと揚げた、知る人ぞ知る東京銘菓です。必ずお茶と江戸和菓子を無料でサービスしてくれるうれしいおもてなし付き。
昔ながらの職人が手作りする伝統的な江戸和菓子「登録商標 冨貴寄」。季節感を大事にしつつ、遊び心も忘れない心配りが行き届いていて、贈る人にも贈られる人にも幸せを運んでくれそうです。ぜひ「銀座 菊廼舎 銀座本店」へ行ってみてください!
Text&Photo:松本いく子
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