8色小籠包が楽しおいしい!銀座でシンガポール発のモダンな中国料理を満喫
黄、緑、ピンク、オレンジ、黒、グレー、茶、白…。そんな8色ものカラフル小籠包を食べられる中国料理店「パラダイス ダイナシティ銀座」。平日ランチならメイン料理とデザートまでついて、とってもお得に食べることができるんです!
Summary
銀座のど真ん中!シンガポール発のスタイリッシュな中国料理店
2013年にオープンしたシンガポール発祥の「パラダイス ダイナシティ銀座」は、数寄屋橋交差点からすぐの場所にあります。中国、タイ、マレーシアなどアジア7か国で展開し、日本ではこの銀座店だけ。季節に合わせたクリエイティブな料理が人気で、いつも多くのお客さんで賑わっています。
30席ある1階はカフェ&バー利用のカジュアルな雰囲気ですが、地下1階のダイニングは個室を含め150席もあり、とってもゴージャス!
地下フロアに行くには1階の店舗とは入口が別になっているので注意が必要。1階の店の左隣にあるエレベータを使って降りていきます。
8色小籠包の平日ランチ。シェフの技が光る週替わり料理がおすすめ!
こちらが今回のお目当ての「パラダイス ダイナシティ銀座」の看板商品「8色小籠包」。見たことのない色鮮やかな小籠包がキュート!手前の茶色から時計回りに、フォアグラ、黒トリュフ、チーズ、蟹の卵、ガーリック、麻辣(マーラー)、高麗人参、そして中央がベーシックな豚肉。
ディナーで「8色小籠包」を注文すると単品で1805円ですが、平日のランチセットなら1品料理とデザートがついて、なんと2000円から楽しむことができるんです。
まずは気になる深いピンク色の四川料理の定番「麻辣」から実食。熱々のうちにレンゲにのせて皮をやぶってスープをゴクリ…。小さくてもちゃんとホワジャオが香るピリ辛味に。緑色の高麗人参は薬膳らしいほのかな苦み。黄色のチーズや黒色のトリュフは食材の香りをほどよくきかせながらも、絶妙にナチュラルな味わい。
どれも食べたことのないユニークな小籠包ばかりで、食べ比べるのがとっても楽しい!
今回選んだランチセットは8色小籠包に週替わりの料理がつく「パラダイスランチ」(2000円)。若き気鋭シェフ金子優貴さんが考案する、季節の食材を取り入れた独創的な料理が楽しめるのでおすすめです!
この日の週替わり料理は、見た目もおしゃれな酢豚。赤ワインに梅干しを忍ばせた甘酢を、サクッと揚がった豚肉にからめるセンスはお見事です。中国料理にありがちな油っぽさはいっさいなく後味も軽やか。このおいしさは普通の酢豚では味わえません!
このほかのランチセットは、麻婆豆腐、揚州炒飯、上海炒飯、担々麺、フカヒレあんかけ土鍋ごはんなどがラインナップ。
大きな椎茸?わくわくさせてくれる季節料理もぜひチェックして
そして「パラダイス ダイナシティ銀座」に来たら、常時5品ほどある季節のメニューもぜひチェックして。この日、店長がふふふ…と笑みを浮かべながらすすめてくれたのが「黒トリュフ入り椎茸まんじゅう」(3個入り・1140円)です。
蒸したてのせいろのふたを開けると、ハリのあるぷりっぷりの椎茸がどーんとお目見え。これって椎茸の笠に詰めものをしたよくある料理?と思ったら、なんと白い蒸しまんじゅうにココアをふった“疑似椎茸”。
熱々をパフッとほおばると、椎茸と高級トリュフの香りがぶわっと香り立ち、ものすごいインパクト!生地はふわふわなのにしっとりもちっとしていて、目まいがするほどおいしいです。食べ応えもあって、コスパも高い!
目で見て美しく、食べて思わずにんまり笑顔になってしまう料理が待っている「パラダイス ダイナシティ銀座」。中国料理の伝統技術を駆使しつつ、シェフの自由な発想とセンスで楽しませてくれます。ぜひ行ってみてください!
Text&Photo:松本いく子
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