イマドキご朱印ガール必見!表紙をカスタムして作る、自分だけのご朱印帳
ご朱印ガールのみなさん、ご朱印帳はどこで買っていますか?寺社オリジナルのものや雑貨店で販売しているものも素敵ですが、世界に一つしかないご朱印帳を作ってみるというのはいかがでしょうか。「紙TO和(かみとわ)」の和紙工作体験で、自分だけのご朱印帳作りに挑戦してきました。
工場&倉庫街の2階にクラフト女子が集結!「紙TO和」って一体?
「ものづくりの街」として知られる東大阪市。大阪メトロ長田駅の北側に広がる「大阪紙文具流通センター」の一画にある「紙TO和」は、和紙の発信拠点として日本各地の和紙や、畳・文具などの和紙商品を販売するほか、さまざまな体験ワークショップを開催しています。
京都の友禅紙、高知の土佐和紙、岐阜の美濃和紙など、店内にはさまざまな和紙が勢揃い。産地や原料、製法、作り手によって異なる個性を持つ和紙を、実際に見て、ふれて、楽しめる施設です。
「紙TO和」では、和紙の原料から紙をすく「紙すき」体験のほか、友禅紙を使ってオリジナルの「和紙ボックス」や「ふで箱」、インテリア用の「和紙パネル」などが作れる「和紙工作」を体験できます。HPから予約できるので、気になる体験メニューを選んでさっそく挑戦してみましょう!
人気ナンバーワンは、2種の柄を選べるご朱印帳づくり
数ある体験メニューのなかでも、最近人気が高まっているのがご朱印帳づくり。
約30種類の友禅紙の中から好きな色柄を選んでつくれます。普通のご朱印帳は表と裏の紙は同じですが、違う紙を選べるのが「紙TO和」ワークショップの特権。
まずは四隅をカットした友禅紙にのりをつけて、表紙と裏表紙の厚紙に貼り…。
和紙の中身本体を貼り合わせれば、あっという間にオリジナルのご朱印帳ができあがり。キレイに仕上げるコツを教えてくれるので、不器用さんも安心です!
ご朱印帳をはじめ、体験でつくれるアイテムはDIYキット(1404円~)も販売しているので、買って帰って自宅で作ることもできます。
自宅では体験できない「紙すき」にも挑戦!
せっかくなので、ここでしかできない「紙すき」にも挑戦してみました。原料である楮(こうぞ)を乾燥させ、叩いて繊維状にしたものを溶かした液を網で濾す「ため透き」という手法で紙をつくります。
この紙を使ってハガキ(4枚)、テーブルマット、タペストリーのいずれかが作れます。今回はハガキをセレクト!
切り紙や押し花が用意されているので、自由にのせていきます。ここがセンスの見せどころ!デザインが完成したら、脱水と乾燥を行います。
ハガキの場合は乾燥したら四つ折りにし、折り目に少しだけ水をつけてゆっくりと引っぱれば自然にちぎれます。
和紙の素朴な風合いが素敵なハガキのできあがりです。大切な人へのメッセージをしたためて送りたくなりますね。
和紙の魅力を存分に感じられる「紙TO和」。クラフト女子ならずとも、思いっきり楽しめるワークショップばかりです。ぜひ一度、訪ねてみてください。
Text:堀家千晶(TRYOUT)
Photo:佐伯亜由美
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