まるで絵本の1ページ。公園カフェでいただく10段ホットケーキタワー

まるで絵本の1ページ。公園カフェでいただく10段ホットケーキタワー

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福岡の名物タワーと言えば、福岡タワーに博多ポートタワー…そして、「公園カフェ Bianco Blanco」のホットケーキタワー!3段、6段、8段、そして迫力の10段重ねまでを用意する、きつね色の香ばしいタワーです。一人で挑戦するもよし、友達とわいわいシェアするもよし。

Summary

枚数は自由自在。名物・ホットケーキタワー!

3段+ソフト800円から、10段+Wソフト2500円まで用意するホットケーキタワー。ホットチョコミルクは500円 
3段+ソフト800円から、10段+Wソフト2500円まで用意するホットケーキタワー。ホットチョコミルクは500円 

小さな児童公園の脇、細い路地の奥に佇む「公園カフェBianco Blanco」。1枚でも食べ応えのある、ぽってりとした質感のホットケーキが看板メニューです。スイーツ系はもちろん、ハンバーガースタイルの食事系ホットケーキも揃います。

パンケーキ全盛のこの現代にあって、あえての「ホットケーキ」という古風な名前ですが、一般的なパンケーキとの違いは特にないそうです。「小さい頃おウチで食べたような懐かしい味を提供したい」という思いが込められた、温かいネーミングです。

名物・ホットケーキタワーは、3段、6段、8段、10段から選べます。マックスの10段は、まるで飛び出す絵本の1ページのような、圧倒的な存在感!メイプルシロップが添えられ、フルーツとクリーム、Wソフトが脇を固めます。

食事系ホットケーキと共通の生地を使用していることもあり、かなり甘さ控えめなので、意外とサクサク食べ進められます。が!とにかくこの量。稀に1人で平らげる女子も出現するそうですが、3、4人のグループでシェアするのがオススメです。

「家庭の味を目指し、普通の素材を使って普通に焼いています」と店長。しかし、焼きあがってくるホットケーキはどれも表面カリッと香ばしく、しっかりと高さも出ているハイクオリティなもの。いやいや、私が家で普通に焼いているヤツはもっとペッチャンコだし…。

生地が膨らむ温度と、生地が固まる温度の差を意識しながらタイミングを計って焼き上げるという技があってこそ、「普通のホットケーキ」がここまでおいしく仕上がるのです。

食事系ホットケーキでは「オーサカタマゴサンド」750円も人気。写真のホットチョコミルクや、糸島の「ペタニコーヒー」の豆で淹れるコーヒーなど、ホットケーキに合うドリンクも充実しています。

お隣は小さな公園。心地よいロケーション

お隣は、遊具とベンチ数台が設置された、小さな公園。店内から公園を眺めていると子ども時代を思い出し、なんだかノスタルジックな気分に浸れます。いっぱい遊んでお腹がペコペコになったあとのホットケーキは飛び切りおいしかったな…と、しみじみ。

13時以降は一部のサンド、ホットケーキやドリンクメニューのテイクアウトが可能に。公園のベンチでおひさまの下、お外でのおやつタイムを過ごしてみるのも、かなりアリです。

真似したい!オーナー手づくりのインテリア

店内は公園の桜の木ごしに木漏れ日が差し込む、居心地のいい空間。小さなお店ながらカウンターもテーブルも余裕を持った配置で、周りを気にせずゆったりとした時間が過ごせます。

店内のインテリアは、ほぼハンドメイド。実はお店自体も、デザイナーでもあるオーナーが何もない状態から自分で施工して作り上げたそうです。グリーンが這う天井のラダー、壁一面のブラックボードなど、自分の部屋のインテリアの参考になるアイディアもいっぱい。

場所は城南区役所のすぐ近く。再開発が進む賑やかな六本松もすぐそこという便利なロケーションながら、のんびりとした雰囲気も併せ持つ住宅街です。休日のお散歩がてら、ぜひ足を運んでみてください。

text&photo:仁田茜

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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