本店だけのお楽しみ!五感で愛でたい、鈴懸「すずのパフェ」

本店だけのお楽しみ!五感で愛でたい、鈴懸「すずのパフェ」

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伊勢丹新宿店や東京ミッドタウン日比谷にもお店を構え、和菓子好き女子のハートを射抜き続ける和菓子の名店・鈴懸。休日には行列ができるほどの人気です。その本店である「博多鈴懸本店」には、茶舗が併設されていることをご存知ですか?しかも、ココでしか食べられない絶品和パフェがあるという話。もうこれは行くしかない!ということで、博多のど真ん中から、レポートを開始します!

Summary

鈴懸スピリットを体現する、シックな店内

「博多鈴懸本店」の店内は、まさに洗練の極み!自然素材で染められた美しい五色の暖簾をくぐると、右側に菓舗、左側に茶舗が配されています。茶舗は平日でも開店前からウエイティングリストを設置するほどの人気ぶり。来店したらまずは名前を記入し、素敵な店内を眺めながら順番を待ちましょう。

椅子やソファは、デザイン面だけでなく居心地の良さも追求したオリジナルのもの。窓際には「博多座」ビューの席も!さすが、博多の一等地。博多座の観劇前後に着物姿で立ち寄る人も多いそうで、そんな時には店内がますますフォトジェニックに。

店のそこここには、さりげなく素敵なアート作品が飾られているのでお見逃しなく。壁の椿は、マリメッコのデザイナーを務めていた石本藤雄氏による陶芸作品。また、無言で博多の街を眺めるオランウータンは、彫刻家の柴田善二氏の作品です。

コロンとのる鈴の最中がキュート!名物「すずのパフェ」

「すずのパフェ」970円。ほうじ茶付き
「すずのパフェ」970円。ほうじ茶付き

1番人気の「すずのパフェ」は、和の甘味と多彩なフルーツ、それに自家製アイスが入るにぎやかな和パフェです。うぐいす豆・とら豆・小豆と水羊羹という和菓子の味と、イチゴやメロン、パパイヤなどのフルーツが意外なほどに好相性。

店名から一字を取った、涼やかなネーミングも素敵。名前の響きを楽しみ、カタチを楽しみ、香りを楽しみ、味を楽しみ、舌触りを楽しみ…和菓子の楽しみがすべて集結した、五感で味わえるパフェです。

アイスはバニラ、キャラメル、抹茶、黒胡麻から3種類が選べます。どれもハズレなしですが、八女茶を使ったこってり濃厚な抹茶アイスが個人的には一押し。てっぺんにのる鈴を象った最中の皮は、時間が経ってもサックサク!

ハンバーグジャポネソース(単品・1300円)。ライスかパンが付く。パンは福岡市の超人気店「パンストック」のもの
ハンバーグジャポネソース(単品・1300円)。ライスかパンが付く。パンは福岡市の超人気店「パンストック」のもの

ホットサンドやカツサンドなどもあり、ランチや軽食も済ませることもできます。本日のランチ(1350円)には、牛タンシチューやナポリタン、ハンバーグなどが日替わりで登場。

シンプルで美しい菓子たちから、和の奥深さを学ぶ

茶舗と緩やかに繋がった菓舗も、上質な空間です。生菓子、上生菓子、干菓子まで一堂に会した商品は、どれもこれも余計な装飾を廃した、シンプルな美しさ!食べる前に、まじまじと鑑賞すべし。

菓舗で販売している生菓子も、コーヒーまたは八女茶とともに「時季の生菓子セット」として茶舗でいただくことができます。

この紙袋を持ち歩くのが、博多女子のステータス。紙袋の文字は、年末年始にはその年の干支の文字にチェンジするのだそう。季節感を大切にする和菓子店ならではの、さりげない心遣いに感服。

「福岡」と「博多」の地名の使い分けにはうるさい博多っ子ですが、鈴懸本店は正真正銘、博多のど真ん中に位置しています。博多の総鎮守・お櫛田さんも徒歩圏内と、周囲には見どころも多数。観光の合間の休憩にもピッタリのスポットですよ!

text&photo:仁田茜

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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