予算5000円でシンガポール旅行気分!本場で人気の味を銀座で満喫
マレー半島の先端部に位置するシンガポールでは、中華系やマレー系、インド系など、さまざまなルーツをもつ人々が暮らしています。多民族国家ゆえ、グルメにも複数の文化の融合がみられることが多いよう。そんなユニークで奥深いシンガポール料理を味わえる、「tcc Singaporean Café & Diner(ティーシーシー シンガポール カフェ アンド ダイナー)」を紹介します。
シンガポールで愛されている人気カフェの、日本一号店
「tcc Singaporean Café & Diner」があるのは、銀座の人気商業施設「三越」と「和光」のほぼ目の前に位置する、「銀座幸ビル」の3階です。
店内には、水出しコーヒーを淹れるための専用機械「ウォータードリッパー」をはじめ、複数のコーヒーマシンが設置されています。
「tcc Singaporean Café & Diner」は、シンガポールの人気コーヒーショップ「tcc」の日本一号店。
豊かな豆の香りを楽しめることが特徴の「サイフォン式コーヒー」など、こだわりのコーヒーを味わうこともできます。
窓の外には、銀座のシンボルである和光の時計台も。銀座の街並みをゆったりと楽しめる窓際の席が大人気なのだとか。
健康と美容効果も期待!薬膳料理がクセになる
今回紹介するのは、全7種のメニューが楽しめる、2時間飲み放題付きのプラン(5000円、税・サービス料込)。
写真は、生姜とネギがたっぷりとトッピングされた「ジンジャーオニオンチキン」。シンガポールのローカルフード「ハイナンチキン」を、日本人の舌に合うよう、アレンジした一品なのだそう。
脂の少ない胸肉が使われていますが、パサつき感はまったくありません。また、ゴマ油や生姜の風味が豊かに広がります。
こちらは、ポークスペアリブを柔らかく煮込んだ「バクテー」。シンガポールやマレーシアで好まれている料理です。
漢方や複数の香辛料が用いられた薬膳料理のため、香りは独特で複雑。けれども味わいがどこか懐かしく、思わずクセになってしまうはず。シンガポール料理の妙を感じさせるひと皿です。
知れば知るほど面白い!独特で奥深いシンガポール料理
こちらは、米の麺「フォー」を、エビの出汁とココナッツミルクをベースにしたスープでいただく「シンガポールラクサ」です。
スタッフの高梨さんによると、東南アジアでは「ラクサ」というと、麺料理全般を指すのだそう。なかには、タイ料理やマレーシア料理の要素を感じさせるラクサもあるそうです。
「tcc Singaporean Café & Diner」のシンガポールラクサは、辛味や酸味を抑えた優しい味わいに仕上げられています。クリーミーかつ濃厚で、まさしく絶品。
ちなみに本プランでは、上記のメニューのほか、海老せんべいとパクチーサラダ、海老と野菜のブロシェット、マンゴープリンをいただくことができます。
各料理のルーツをふまえたうえで味わえば、より楽しめること間違いなし!お手軽にアジア旅行気分に浸れちゃいますよ。
text、photo:緒方佳子
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