パンを片手に尾道さんぽ。老若男女に人気のパン屋航路って!?
JR尾道駅から歩いてすぐの尾道本通り商店街。その一角に、地元の人から観光客まで、前を通る人々が吸い寄せられるように入っていく小さな店があります。その名も「パン屋航路」。尾道が舞台となった志賀直哉の小説『暗夜行路』に名を引っかけたお洒落なパン屋さんは、わざわざ県外から買いに来るファンも多いハイレベルな実力派です。
パン屋航路が老若男女に人気のワケ
2011年に商店街の一角にオープンしたパン屋航路。一度に店内に入れるのは6人ほどの小さな店舗ながら、オープン前から行列ができることもあるほどの大人気ベーカリーです。
じっくりと長時間発酵させたパンは、噛みしめるほどに小麦のうま味が感じられる優しい味わい。1日に並ぶパンは約70種類。食べ応えのあるハード系パンや惣菜パン、チョコやフルーツを使ったスイーツ系パンなど、バラエティ豊か。季節限定商品もあり、「次はどんなパンが食べられるかな?」とワクワクさせてくれます。
京都のベーカリーで経験を積んだオーナーの寺地さん。「おいしくなる手間を惜しまず、毎日パンとお客様の声に耳を傾けたい」と、たっぷり愛情を込めたパンだからこそ、きっと幅広い世代のファンから熱烈な支持を集めているんですね。
女子におすすめ!チョコチャバッティーナ&クロワッサン
パン屋航路の定番商品の中から、女子に大人気のパンといえばこちら。
まずは、チョコチャバッティーナ。イタリア発祥の伝統的なパン・チャバッタに、びっくりするくらいたくさんのチョコを配合しています。しっかりした生地に、チョコがどっさり!おやつタイムにぴったりの一品です。
もう1つは、絶妙な食感のクロワッサン。一枚一枚の層が厚く、ザクザクッとした食感が楽しめます。それでいて、口溶けはまろやか。北海道産のよつ葉バターを、たっぷり折り込んでいるのがおいしさのヒミツなのだとか。
専門店ができるほど!大好評のベーグル
店内には1日10種類ほどのベーグル(1個160円~)も並んでいます。小麦粉は北海道産の品種・春よ恋を使用。モチモチとした食感で食べ応え十分。あまりの人気に、2016年11月に広島市内にベーグル専門店をオープンしたほどなんですよ!
作り手の思いが感じられる、パン屋航路のパン。女子同士はもちろん、彼や家族と一緒に、情緒あふれる尾道の町をさんぽしながら食べる…なんてのもステキですね!
text:四つ葉
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