シメパフェブームは京都にも!?夜の先斗町でフルーツたっぷり抹茶パフェ
三条通の一筋南、鴨川に沿って四条まで続く南北500mほどの細い通り・先斗町(ぽんとちょう)は、京都の花街のひとつ。夜が更けるにつれて賑わいをみせる先斗町にある「茶香房 長竹」は、甘味だけではなく、お料理やお酒も楽しめるお店です。
舞妓さんも行き交う、情緒ある通りにワクワク
飲食店が集まる木屋町通りと鴨川の間にある先斗町。学生さんが多く、賑やかな木屋町に比べて、先斗町はしっとりとした雰囲気。お茶屋さんへと出向く舞妓さんの姿も見られます。
先斗町には、木屋町に抜ける番号札が掲げられた路地が点在しています。「茶香房 長竹」の入口はこの8番路地を入ったところにあります。
京都のシメパフェは、高級抹茶香る本格抹茶パフェで決まり!
札幌で人気の「シメパフェ」、みなさんもうご存知でしょうか?夜飲んだ後の「締めくくり」のパフェです。
京都のシメパフェはやっぱり抹茶!「茶香房 長竹」のご主人は、昭和40年代に抹茶パフェを考案。その後50年近く抹茶を使ったスイーツやお料理を究め続けているだけあって、濃さ、風味、後味どれも抜群。季節のフルーツとのコラボも、さっぱりしていてシメパフェにぴったりです!
甘味が有名ですが、御膳から小鉢、お造りや焼き魚などのメニューも居酒屋に引けを取らず、夜22時まで営業。こちらのお店で、食事からシメパフェまで完結することもできます。
名入りの舞妓うちわもたくさん飾られています。
一緒に棚に並ぶのは、一般では手に入らない宇治田原の茶園の茶葉。「茶香房 長竹」では、小分けで売ってもらえます。取材日も、東京から毎年来られるお客さまがお抹茶を購入されていましたよ。
おみやげに、人気の「抹茶大福」をお忘れなく
おみやげに人気なのが、この「抹茶大福」。ふんわりとろける軟らかな餅に、ぎっしりと詰まった抹茶餡は、甘すぎず抹茶の爽やかな渋みが濃厚でたまりません。
要冷蔵で3日ほど日持ちするので手土産にもぴったり。食べる前は、冷蔵庫から出して30分ほど置いてから食べると、餅の軟らかさが戻り、抹茶餡としっくりなじみます。作れる数に限りがあるので、要予約!これだけを買いにくるお客さんもあとを絶ちません。
「シメパフェ」はもちろん、京都観光の締めに訪れたい素敵なお店です。
text:小西尋子
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