「ROCCA&FRIENDS PAPIER KYOTO」の紙雑貨【バイヤーyui推薦、旅して見つけたおみやげ6】
こんにちは。旅をしながらステキなおみやげを探しているウェブショップオーナー兼バイヤーのyuiです。今回は、京都に新しくオープンした「ROCCA&FRIENDS PAPIER KYOTO(ロッカアンドフレンズ パピエ きょうと)」の紙雑貨をご紹介します。
「ROCCA&FRIENDS」とは?
まずはじめに「ロッカアンドフレンズ」とは、大阪・高槻に本店を構える、関西で大人気のカフェ。今や関西のカフェ好きで知らない人はいないかと思います。
「旅する紅茶とベイクショップ&カフェROCCA&FRIENDS(ロッカアンドフレンズ)」をはじめ、同じく高槻市内に「ROCCA&FRIENDS creperie(ロッカアンドフレンズ クレープリー)」、京都に「ROCCA&FRIENDS truck(ロッカアンドフレンズ トラック)」と、こちら「ロッカアンドフレンズ パピエ 京都」を展開しています。
今回ご紹介する「ロッカアンドフレンズ パピエ 京都」は、京都の昔ながらの町屋を改装したお店。石畳の雰囲気ある小道を進んだ先にあります。
1階のカフェではサンドイッチやタピオカドリンクなどが楽しめ、そして2階にオリジナル紙雑貨を販売するショップが併設しています。
デザイナーが感じた京都の景色をデザインに
「ロッカアンドフレンズ」をはじめ、今や数々の人気カフェを経営する「ingectar-e(インジェクター イー)」の代表・寺本恵里さんはデザイナー。書籍、イラスト、グラフィック、web制作なども手がけられ、自身のカフェの内装やカードやパッケージなどのデザイン、ブランディングも含め全て寺本さんによるもの。
「ロッカアンドフレンズ パピエ 京都」で販売されている紙雑貨は、寺本さんとエグゼクティブディレクターの金本さんおふたりでデザインされているのだそう。
アイデアの源は、京都で感じた街の景色。
デザインのひとつひとつには、名前がついていて、たとえば、「フカン/しろごばん」は、京都の街の特徴でもある碁盤の目をデザイン化したもの。「オト/かもがわ」は、鴨川で感じた音をデザインに落とし込んでいたり、「ハナス/くとうてん」は、はんなりとした独特のイントネーションがある京ことばをデザイン化したものなのだそう。
また京都は古くから紙の生産や印刷業も盛んで、和紙の専門店や紙雑貨のお店もたくさんあります。そんな歴史ある紙の文化に、「ロッカアンドフレンズ」らしい色鮮やかで、うきうきワクワクするような要素が加わり、これからの京みやげの新定番になってほしいとの願いが込められています。
お店には十数種類あるパターンを用いたかわいらしいデザインのポストカード、レターセット、ポチ袋、包装紙、ご祝儀袋まで、あらゆる紙雑貨が揃います。
しおりやオーナメントにしたり、メッセージも書けるカードは、活版印刷。
形はそれぞれ、くしや扇子、八つ橋など京都にちなんだモチーフ。紐には組紐が用いられています。
紙一枚から生まれる温かさ
私は、ご祝儀袋とレターセットと封筒、ポチ袋を買いました。紙雑貨は手に取りやすく、ついつい買い込んでしまいますね。
テクノロジーの発展により、わざわざ手紙を書かなくても遠くの人と気軽にやりとりはできるし、わざわざ本としおりを持ち歩かなくても、携帯でさくっと読める時代。
だけど不意にこんな素敵な封筒で手紙が届いたら、思いや心遣いを感じるし、素敵な包装紙に包まれたギフトをもらったら、きっと二倍うれしい。紙一枚で、たくさんの温かみが生まれ、暮らしをちょっと豊かにし、人と人との繋がりをより円滑にしてくれます。
素敵な紙雑貨を手に入れると、”わざわざ”と思うことをあえてしたくなります。私も、手に入れたアイテムで久しぶりに手紙を書いたり、ギフトにそっと添えたりして大事に使いたいなと思います。
「ロッカアンドフレンズ パピエ 京都」を訪れた際にはぜひ、1階のカフェもあわせて楽しんで下さいね。
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