日本の伝統芸能デビューは落語好きが集まる話題の「らくごカフェ」で手軽に!

日本の伝統芸能デビューは落語好きが集まる話題の「らくごカフェ」で手軽に!

食・グルメ おでかけ 観戦・鑑賞 カフェ 東京都 るるぶ&more.編集部
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人気漫画『昭和元禄落語心中』がアニメ化されたり、イケメン落語家がCDデビューしたりと、じわじわ若い世代にも注目を集めている落語。一般人にとっては敷居が高い、と思っている方にもおすすめできるのが、本の街・神保町駅から徒歩1分の場所にある「らくごカフェ」。カフェというネーミング通り、コーヒーやビールを片手に気軽に落語を楽しめるという、落語デビューにぴったりのスポットなんです。

Summary

店内は落語グッズに溢れ、落語三昧できそう

カフェに入ると常設している高座(落語がおこなわれる舞台)があり、既に雰囲気満点!日中は普通のカフェとして営業しており、コーヒー500円や中国工芸茶(お茶菓子付き)700円などのカフェメニューのほか、アルコールも提供しています。打合せに使う人や、自由に読める店内閲覧用コーナーで落語本を読みふける人もいます。

落語に関する書籍、CDやDVDがずらりと並び、購入もできます。近くにある古本屋さんが集めてくれた本も多いそうで、初心者からマニアまで満足できそうなラインナップ。

店長も店員も落語好き。落語のいろはがわかります

カフェの天井には、落語家の千社札や手ぬぐいがたくさん貼られていて、柄を見ているだけでも楽しいものです。カフェオリジナルの手ぬぐい(800円)も販売しています。

ドラマにもなった人気落語家・立川談春さんのエッセイ『赤めだか』をイメージした便箋(400円)。今にもおもしろい文章が書けそうな気がしてきますね。

販売されている書籍は新刊・古書ともに種類豊富。空前の落語ブームを受けて緊急新版したのがカフェオーナー執筆の「落語の名作あらすじ100」(1620円)。寄席、落語会で演じられる古典落語の人気の超定番噺から大ネタまでジャンル別に100席をまとめた本。初心者にうってつけです。

毎週火曜日の「らくごカフェに火曜会」がおすすめ!

落語はほぼ毎日開催されていますが、なかでも毎週火曜日の「らくごカフェに火曜会」(予約1800円、当日2000円/ワンドリンク付き)がおすすめ。カフェ主催の定例会で、レギュラーメンバー8名が週替わりで、各回2名が出演します。

落語家(東京)の階級は上から真打ち、二つ目、前座、前座見習いとあり、レギュラーメンバーは二つ目と若手真打の皆さん。応援しながら楽しめるのも魅力です。火曜会の男女比率は半々、年齢も老若男女幅広いそうで、気楽にエントリーできます。
さらに、毎月最終火曜日は「火曜会OB会」を開催。前レギュラーの真打が2名出演するので、かなりお得感があります。未来の名落語家が、ここで誕生しているかも!?

らくごカフェは落語の系列関係なく、さらには落語だけでなく講談や漫才なども楽しめます。日本の伝統芸能に触れるきっかけを作ってくれる空間です。

◼︎らくごカフェ
住所:東京都千代田区神田神保町2丁目3 神田古書センター5F
TEL:03-6268-9818(平日12時〜18時)
営業時間:12時〜18時/火曜会19時30分〜
定休日:不定休

Text:下西由紀子(3jags)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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