都会の真ん中に森が出現!?緑溢れるカフェ「KAKULULU」でブラジル料理を堪能
「毎日忙しくて全然ゆったり過ごせていない!」そう感じるあなたにおすすめな、大きな木が目印の緑溢れるカフェ「KAKULULU COFFEE MUSIC GALLERY(カクルル コーヒー ミュージック ギャラリー)」。緑を眺めながら、おいしいコーヒーと珍しいブラジル料理を楽しむことができるお店です。さらには新しいカルチャーとの出会いも?早速行ってきました。
緑をシンボルとしたセンス溢れる空間でゆったり
「カクルル コーヒー ミュージック ギャラリー」は、池袋の中心から少し外れた大通りにひっそり佇む隠れ家のようなお店です。入口の前にそびえ立つ、モコックという名の大きな木が目印。実はここ、元々新聞配達所だった場所を、店主がデザイン事務所と協力してリノベーションしたそう。店のシンボルとも言える、蔦で覆われた緑の外観が目を引きます。
B1階はギャラリー、1階、2階はカフェとなっていて左の写真のようにどちらも木を基調としたお洒落な空間。地下のギャラリーでは、定期的に写真家やアーティストの作品展が開催されています。
緑がシンボルの「カクルル コーヒー ミュージック ギャラリー」らしく、店内にいながら緑を感じられるように右の写真のように壁に新たに窓を作るなどの工夫も!窓からモコックの木を眺めながら、ゆったりと自分の時間が過ごせます。
2階には、専門書や絵本、小説など幅広いジャンルの本が並んだ大きな本棚が。これらの本は、実はそのほとんどが店主の私物。手にとって自由に読めるのでコーヒー片手に読書を楽しむこともできます。普段手に取らないようなジャンルの本にもここでなら出会えるかも。
月1回のペースでJAZZライブが開催されることもあり、音楽とアート、本といった文化を同時にカフェで楽しむことができるのは、カルチャーを大切にしている「カクルル コーヒー ミュージック ギャラリー」ならではですね。
都内でも珍しいブラジル料理「ムケッカ」が食べられる
「カクルル コーヒー ミュージック ギャラリー」では、珍しいブラジル料理が食べられることも魅力です。
写真は看板メニューの、海鮮シチュー「ムケッカ」(1080円)。クリームシチューのような見た目ですが、一般的なシチューとはひと味違うココナッツ独特の甘みが特徴。スパイスが味を引き締め、甘みがありつつもご飯に合う味に仕上げられています。
付け合わせのライムを絞って味変すれば、さっぱりした味わいになり重たくならず、最後まで楽しめますよ。
注文を受けてから1杯ずつドリップするコーヒー「KAKULULUオリジナル・ブレンド」(500円)もおすすめ。酸味は少なめで、コクの深い味わいに思わず幸せのため息が出ます。
さらに、コーヒーと一緒に頂きたいのが、日替わりのスイーツメニュー。取材日は「チョコチップ入りコーヒーパウンドケーキ」(520円)でした。しっとりとしてコーヒーの風味が程よく、甘過ぎない大人なおいしさです。
ほかにも「ブラジルプリン」(520円)という珍しいメニューも(写真はカット前)!コンデンスミルクを使用した濃厚な甘みがほろ苦いカラメルと相性抜群。下の層がココアスポンジになっている新感覚のプリンです。日替わりのメニューですが、金・土曜によく提供されるそうなので、食べてみたい方は狙って行ってみて!
店主こだわりの新しいカルチャーに出会える
2階入口近くには、カフェではあまり見かけないCDの試聴コーナーを発見!自身もブラジル音楽をやっていたという店主おすすめのCDが置いてあります。新境地の音楽を開拓するのも楽しそう!
「カクルル コーヒー ミュージック ギャラリー」は東池袋駅から徒歩2分。緑溢れる癒やし空間で、コーヒーや音楽などのカルチャーを楽しみながらゆったりと自分の時間を過ごしてみませんか?
Text:糟谷柚佳(vivace)
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