食・グルメ
2018.11.05
恵比寿の「東京おでんラブストーリー」で心も体もぽっかぽか
相席系の居酒屋やスタンディングバーなどが多くあり、男女の出会いの聖地となりつつある恵比寿。なかでも一味違った体験ができるのが、昭和レトロな”出会える”屋台「東京おでんラブストーリー」です。ここには、お客さん同士がおいしいおでんを囲みながら、自然と会話が始まり出会えちゃう、お店独自の仕掛けがあるのです。
Summary
台のおでん屋台が並ぶ「東京おでんラブストーリー」
恵比寿駅西口から徒歩1分。アトレ西館のすぐ裏手にある雑居ビルの2階に…ありました！「東京おでんラブストーリー」と書かれた手書きの暖簾が、なんともいい味出しています。
店内に一歩入ると、壁にはラジカセやらレコードやら看板やら（なぜかミラーボールまで）昭和レトロなグッズがいっぱい！そんなフォトジェニックな空間に、おでんの屋台が3台設置されています。
「くじ」付きのおでん串が出会いを生む!?
雰囲気だけでも十分に楽しめますが、このお店ではさらなる仕掛けが満載！まず、目の前にあるおでん鍋から自分で好きなおでんを自由に取ってOK。ドリンクや一品料理のみ注文するスタイルです。食べたおでんは「自己申告制」で、おでん伝票に自分で記入するのだそう。
初めてのルールに戸惑っていても、常連さんや先にいたお客さんが教えてくれたり…。お店というよりお家みたい、アットホームな感覚もいいですね！
そしてなんと、おでんは「くじ」付き！おでんの串に焼印が付いていれば…あたり！当たったらおでんやドリンクがもらえますが、「自分たちのグループ以外の人にプレゼントする」というのがお店のルール。これが出会いを生む”仕掛け”なんですね！
おでんはもちろんお蕎麦も必食のこだわりの味！
じっくり煮込まれたおでんは常時15~20種ぐらい。だし自体はあっさりしていますが、自家製の「ゆずからし味噌」をつけると、ゆずの風味がアクセントになってもう箸が止まりません。
シメには本格手打ちそばをぜひ。ツルツルッとした喉ごしもよく蕎麦の味がしっかり。店内にそば打ち部屋があり、この道30年以上の職人さんが毎日手打ちしています。中でも常連さんから人気なのが「肉汁そば」（1500円）。バルサミコ酢のつけ汁に、パクチーを薬味にしていただきます。
日本酒デビューにもぴったり!?口あたりの良いお酒も
おでんに合わせたい日本酒は常時8種ほどスタンバイ。中でも、口あたりも良く飲みやすい2種がこちら。辛口ではないので、日本酒に飲み慣れていない女性でもトライしやすいのだそう。
おいしいおでんを囲みながら、初めての人とも自然と会話が生まれる…。ほかのお店では体験できない、和気あいあいとした空間がそこにはありました。基本的には予約も、外で待つこともできないので、当日行って席が空いていればラッキー。オープン直後から夕方までが比較的空いていて狙い目ですよ。
ふらっと立ち寄って新たな出会いがあればさらにうれしいですね。暖簾の先には、そんな偶然がもたらす出会いが待っているかもしれません！！
Text：飯田りえ
●記載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
この記事を書いた人
