パンのおいしさを追求したらこの形に!?渋谷でゆったり過ごせる「カフエマメヒコ 」の「円パン」
“古き良き喫茶店”のようなノスタルジックな雰囲気が特徴の「カフエマメヒコ 」。ここで味わえるオリジナルのトースト「円(まる)パン」が、カリカリともっちりの違う食感が同時に味わえると話題になっています。一体どんなパンなのか、実際に行ってみました。
ノスタルジックさも感じさせる温かみのあるカフェ空間
白い壁とウッド調の家具で構成される店内は、ダウンライトで落ち着いた雰囲気。現代的な上品さと懐かしさを兼ね備えた、居心地のいい空間が広がっています。
暖色系の照明と外から差し込む日光がテーブルを照らし、店内中央のレトロな時計が時を刻む…。ノスタルジックな雰囲気の中で、ゆっくりとカフェタイムを楽しめます。
厚切りトーストの進化形!「円パン」の厚みにびっくり
早速、人気の「円パン」をオーダー。昔ながらの純喫茶の定番メニュー「厚切りトースト」を彷彿とさせる、厚み5cm以上の丸型のパンはパンケーキのよう!
「円パン」はその厚さで中の水分が飛びすぎないので、サクサクした食感としっとりした食感を同時に味わえることが魅力です。
この「円パン」には、バターと牛乳が練りこまれた「リッチ」と、柔らかくてほのかに香ばしい「リーン」の2種類があり、手作り塩バター(180円)や大納言あん(180円)、ストロベリージャム(180円)、マサラ味噌と塩バター(300円)といったトッピングと一緒にいただくのがマメヒコ流。写真は「リッチ」に手作り塩バターをトッピングしたものです。
ひと口頬張ると、表面のサクサクはもちろん、内側のしっとりした食感がおいしい!塩バターの適度な塩味が、パンの甘さをより引き立ててくれています。
そんな「円パン」と一緒に味わいたい、「カフエマメヒコ 」でいただけるブレンドコーヒーは、酸味の強い「浅煎り珈琲」(690円)と、深みのある味わいの「深煎り珈琲」(660円)の2種類。オーナーが惚れ込んだという札幌の焙煎師、菊地良三さんの「菊地珈琲」から仕入れるコーヒー豆を使用しています。
「浅煎り珈琲」は酸味を抑えるために砂糖を入れるのがお店のおすすめの飲み方。ブラックで楽しみたいなら「深煎り珈琲」も捨てがたいおいしさです。
脂と粉不使用!和の食材でできた “体に効くカレー”
「円パン」のほかにも話題のメニューが「浮世絵カレー」。まるで小さな山のように盛られたごはん、色とりどりの付け合わせ、そのビジュアルが日本の景色のようで、葛飾北斎の富士山を連想させることから、「浮世絵カレー」と名付けられたのだとか。
食べてみると、確かにクミンやターメリックなどのスパイスが効いたカレーなのに、出汁や野菜の甘さも感じます。ベースのルーには、脂と粉を一切使用しておらず、優しく内側から癒してくれるような気分になれるカレーです。
「円パン」や「浮世絵カレー」、そしておいしいコーヒーでお腹も心も満足できる「カフエマメヒコ 」。友達とのティータイムにはもちろん、1人でゆったり時間を過ごすのにももってこい。渋谷を訪れたら、ぜひ行ってみてください。
Text:古谷 シゲユキ(シャガデリック)
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