「キルシッカプー」の北欧雑貨【バイヤーyui推薦、旅して見つけたおみやげ7】
こんにちは。旅をしながらステキなおみやげを探しているウェブショップオーナー兼バイヤーのyuiです。今回は、北欧にトリップしたような気分になれる、大阪の雑貨屋さん「キルシッカプー」をご紹介します。
目印は桜の木。近場で叶う北欧トリップ
「キルシッカプー」は、大阪府茨木市に2017年6月にオープンした、北欧を中心としたセレクト雑貨のお店。
お店の一部にはカフェスペースも併設されていて、店主さんおひとりで雑貨店とカフェを切り盛りされています。
北欧のサマーハウスを感じさせるようなかわいい外観。お店の目の前にある桜の木が目印です。「キルシッカプー」という店名は、フィンランド語で「桜の木」という意味なのだとか。
シンボリックな桜の木と、緑いっぱいの窓からの景色に惹かれ、ここにお店を構えることを決められたのだそう。
カフェスペースは窓際に設置されていて、遊歩道の緑を借景に、コーヒーやスイーツが楽しめます。
雑貨愛を感じる丁寧なセレクト
店内には店主さんの確かなセレクトにより選ばれた雑貨がずらり。
京都の某有名雑貨店やゲストハウスのカフェなどでも働いた経歴をもち、そういった経験のなかで、北欧雑貨への興味が次第に大きくなり、自身のお店を構えるきっかけになったといいます。
お店で扱う雑貨は、フィンランドやデンマークに自ら赴いて買い付けたヴィンテージ食器がメインではありますが、それ以外にもテーブルウェアやステーショナリー、服飾、食品などバラエティ豊か。
国や年代もさまざまですが、“好きなもの”という基準でセレクトされた雑貨には店主さんの思い入れや雑貨愛を感じます。前職からお世話になっているメーカーさんや、作家さんとの繋がりも大切にされているそう。
通常は、雑貨スペースは撮影禁止ですが、今回は特別に撮影させていただきました。
暮らしに馴染む雑貨
二回訪れて、購入したアイテムはこちら。
デンマークのusedの小さな脚付グラス(写真左900円、右800円)を2つと、イタリアの老舗ガラスメーカー「Bormioli Rocco(ボルミオリロッコ)」のワイングラス(写真中600円)。
ガラスのリム皿(1600円)は「Nuutajarvi(ヌータヤルヴィ)」のprismaシリーズ。フィンランドのデザイナー カイ・フランクがデザインしたヴィンテージ食器です。
おまけで購入したシナモンロールのシールのようなものは、実は絆創膏。こういう外国らしい、シュールなアイテムが私は大好きだったりします。
それぞれ年代も国も異なりますが、シンプルで暮らしに馴染む食器を中心にチョイス。我が家でデイリーに使用しているお皿も、フィンランドのものが多いので、いつもの食卓にもすっと馴染みました。
カフェスペースでは、販売もしている食器でサーブしていただけるのも嬉しいです。
店主さんお気に入りのデンマークのデザイナー、イェンス・クイストゴーのReliefシリーズのヴィンテージ食器で、イタリア風のアイスケーキ「カッサータ」をいただきました。季節によって、スイーツのメニューは変わります。
雑貨のことや旅のこと、何度行っても店主さんとの楽しいおしゃべりが尽きないお気に入りのお店。店名の由来となった桜の木が満開になる頃に、必ずまた訪れたいと思います。
●カフェは限られたスペースなので、大人数や長時間のご利用はいただけません。また、月に数日雑貨販売のみの営業日があります。詳しくは公式ホームページにてご確認ください。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。