ご縁を引き寄せるパワースポット!?那谷寺さんぽで良縁祈願
霊峰・白山の開山と同じ、西暦717年からの歴史がある那谷寺は、緑と岩山に包まれるパワースポットとしても有名です。このエリアを一周すると、「縁結び」のご利益もあるといわれているというから、おさんぽするだけでも楽しい気分に!今回は気軽に参拝できるゆったり40分の那谷寺さんぽをご紹介します!
ミシュランも認めた!パワースポット
白山ゆかりの那谷寺は、1640年代に小松城で隠居生活を送っていた前田利常公が偶然発見し、現在のような参道や仏閣、庭園を整備したといわれています。歴史ある建物が多い参拝コースで、まずは大きな注連縄がお出迎え!ここから神聖なエリアのスタート!
少し歩くとやってくるのは、『那谷寺』最大の絶景ポイント。春は新緑、秋は紅葉と「奇岩遊仙境」の岩肌など、参拝エリア全体を見下ろせる「鎮守堂」展望台です。日本の名勝に指定され、ミシュランにも選ばれたこの場所で澄んだ空気を思いっきり吸い込めば、それだけでパワーチャージ!素敵なご縁を運んできてくれそうですね。
カワイイ!コワモテ?チェックしたい「ご縁」ポイント
展望台から「三重塔」へ繋がる「楓月橋」の手すりには、カワイイお猿さんの木彫りがチョコンと乗っています。実はこのお猿さん、猿を音読みすると「えん」とのことから、実は縁結びの神とも呼ばれる「庚申さん」の使いなんですって。景色に見とれて見逃さないよう気を付けて!
お猿さんのご主人、「庚申さん」には、展望台を下りた岩山の麓で逢えました!想像と違ってちょっぴりコワモテでしたが、もともと人につく悪い虫を抑える神なので、とっても強い神様なんです。「南無青面金剛(なむしょうめんこんごう)」と3回唱えて、しっかり願い札を結べば…災難を断ち切って、良い縁に繋がりそう!
ちょっぴりコワイといえば、展望台の手前で参拝できる「大悲閣」も。洞窟をそのまま活かした本殿は、母親の胎内を巡るイメージで作られていて、暗めで涼やか。邪念があると縁も来ないそうなので、しっかり心洗われてから「庚申さん」に会いに行きましょう。
美しい観音様に見守られ、御守りや御朱印帳もゲット
境内の出入口そばには、現在の那谷寺の中心となる「金堂華王殿」があります。鎌倉時代の和様建築様式と、総桧造りを蘇らせた豪華な建物の中で、「十一面千手観音菩薩」像に会うことができます。
外の柱と縁の糸で繋がる観音様は、なんと7.8m!LEDの後光が差し込む立ち姿は、迫力満点でホレボレします。「庚申さん」とは違った、優しい微笑みに癒されますね。
観音様の目の前では、御守りや御朱印帳が販売されています。女性には桜の形をしたアクセサリータイプがおすすめですが、シンプルな刺繍が人気の「勝守」(800円)もユニーク!気になる彼へのプレゼントにしてみては?
さらに、隣の「普門閣」にはお食事処やお土産処、お宝ミュージアムもありますので、コースは40分程度ですが、時間に余裕があればぜひ立ち寄ってみてください!
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