「また泊まりたい!」と思える、レトロかわいい日光のゲストハウス
東武日光駅から徒歩1分、JR日光駅から徒歩2分という便利な場所に、小さな宿「日光ゲストハウス巣み家(にっこうゲストハウスすみか)」があります。古い建物を改装したという空間は懐かしい趣はそのままに、ほっと落ち着けます。外国人の旅人や一人旅が多くて、一期一会の出会いがあるのもゲストハウスの醍醐味です。
温もりあふれる手作りのレトロ空間がステキ
ロビーから靴を脱いで中へ入ると、時の流れを感じる木の温もりがあふれ、懐かしい雰囲気が漂っています。ところどころにあしらわれたステンドグラスやタイルがレトロな空間にマッチしてステキです。
こちらを営むのは、旅好きの佐藤さんご夫婦。アジアやオセアニアを旅し、シンガポールで約4年間暮らした後、地元の日光に戻ってきて、外国人の旅人が増えていたことに驚いたそうです。「日光を訪れる人たちに、観光名所だけじゃないいろんな思い出を作ってほしい!」と、気軽に泊まれるゲストハウスをオープンすることに。
やっと見つけた駅前の民家を片付けるところから始め、漆喰塗りや窓ガラスのステンドグラスなど、できることは自分たちで手作りされてます。
2階の廊下。味わい深い色味の扉がステキです。
1階の手洗い場。タイルのクラシカルな色がレトロな空間にぴったり
ゲストハウスならではの相部屋のほか、個室もあります
2階の女性用ドミトリーは2段ベッドが2つ置かれ、4人まで泊まれます。窓が大きくて、明るい部屋です。男性用ドミトリーは1階で、3ベッドあります。11月ごろから4月の冬期のみドミトリーは2階だけになり、男女ミックスで利用します。
個室は畳敷きで、布団を敷いて寝ます。ちゃぶ台が置かれ、ゆったりくつろぐことができます。家族連れにもおすすめです。
世界から集まるゲスト同士の交流が楽しい!
入口を入ってすぐのところにあるくつろぎスペース。ここでひと休みしていると、宿泊ゲストがちらほらやって来ます。おしゃべりしたり、食事をしたり、そしてその流れで飲みにいったり……。取材で訪れたときは、「次の日に一緒に日光を巡ることにしました!」と話していた人たちに出会いました。
宿主の佐藤さんは人と人をつなぐのが得意。観光名所でない知られざるスポットやイベント、日光のいろいろな話を教えてくれます。実際、「ぜひ温泉も楽しんでください」と、おすすめの日帰り温泉を教えてくれて、車で案内までしてくれました。
ゲストハウスが初めてという人も、サービス精神旺盛な宿主がいるから大丈夫!2010年のオープンから8年目を迎えて、アットホームな心地よさにハマったリピーターが多いというのも納得です。一人旅でも、友達と一緒でもOK。日光の旅の楽しみがぐっと広がること間違いなし!
日光ゲストハウス 巣み家
住所:栃木県日光市相生町5-12
TEL:0288-53-1838
ドミトリー1人2800円~、1室7000円~
IN16:00/OUT10:30
http://nikko-guesthouse.com/
text: 井島加恵(mii)
photo:ミヤジシンゴ
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。