北欧気分を満喫!「ムーミンバレーパーク」もオープンで注目の「メッツァ」徹底ガイド
2019年3月16日にはムーミンの世界を忠実に再現した「ムーミンバレーパーク」もオープンした、注目の新施設「メッツァ」(埼玉県飯能市)。2018年に先行してオープンしている入場無料エリアの「メッツァビレッジ」!北欧雑貨好きも、家族や恋人とのんびりしたい人も楽しめること間違いなしの「メッツァ」の魅力をご紹介します。
Summary
ひたすらのんびり…北欧流“余白”の時間を楽しもう
埼玉県の飯能駅からバスで約15分の場所にある「メッツァ」は、ムーミンの物語の世界観を楽しめる「ムーミンバレーパーク」と、北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァビレッジ」の2つのエリアがあります。「ムーミンバレーパーク」は言わずと知れた森の妖精、ムーミンが仲間たちと過ごす村を再現したテーマパーク。「メッツァビレッジ」には「余白と、暮らす。」というキャッチコピーの通り、北欧を思わせるのんびりとした“余白”の時間が流れています。緑豊かな湖畔の周辺にはのんびりと座って過ごせるイスがたくさんあり、カフェでテイクアウトしたコーヒーを飲みながらぼんやりしていると、悩みやストレスも忘れられそう。
ムーミンバレーパークはアトラクションいっぱい!
2019年3月にオープンした注目のムーミンバレーパークは、ムーミンの物語の世界が広がるエリア。入園料はおとな1500円(税込)。KOKEMUSの展示施設やエンマの劇場でのムーミン一家とその仲間たちによるショーも楽しむことができます。ムーミン屋敷のガイドツアーなど有料アトラクションは、別途料金を支払えば体験することができます。
パーク内で時間をチェックして見たいのは、ムーミン谷エリアにある「エンマの劇場」で行われるキャラクターショー。1日3回、約30分のショーでは、ムーミンと仲間たちがムーミン谷で繰り広げる日常を描いたもの。舞台は客席に近く、キャラクターが客席の間を練り歩くことも!
続いての注目は、「ムーミン屋敷」。ムーミンの物語の世界がそのまま現実に!ムーミン一家が暮らすこのお家はそれぞれの部屋に楽しい発見が隠れています!ガイドツアーのみの案内で、約30分1000円。休日は並ぶこともあるので、早めにチケットを購入しましょう。
ムーミンの世界観にどっぷり浸るなら、コケムスエリアもおすすめ。3Fにある体感展示「ムーミン谷の自然」では、光や音に合わせてムーミンたちの展示が動いたり、人の動きに合わせて映像が変化したりと、まるで物語の中に入り込んだような気分になれます。展示の中に、隠れたキャラクターが見つけられたらラッキー!
写真撮影もOKなので、友達と一緒にたのしんで!
展示を楽しんだら、1Fのショップへ。ここではムーミンバレーパークの限定グッズが数多く並んでいるので、他店でも手に入らない貴重なグッズがたくさんGETできますよ。ステーショナリーからキッチングッズ、ベビー用品からお菓子まで、何を買おうか迷ってしまうほど!
特に人気なのはやはりムーミンのぬいぐるみ。サイズは手のひらサイズのS2000円(税別)から、全長50㎝のL7000円まで!もちもちふわふわした手触りでずっと一緒にいたくなってしまうこと間違いなし!ムーミンバレーパーク限定のアングリームーミンのぬいぐるみもあるので、ぜひ現地で見てみて!
買い物が終わり、スナフキンのテントへ向かうと、ちょうどスナフキンが!マイペースでクールな印象のスナフキンですが、テントの横でたそがれながらも、お客さんと一緒に写真撮影や、お話しもしてくれるんです。
お客さん:「好きな食べ物はなんですか?」
スナフキン:「うーん。やっぱり、ムーミンママの焼いてくれたパンケーキかな。」
・・・仲間思いで優しい!すっかりファンになってしまうこと間違いなしですよ。
帰り際、スニフがキッズと手をつないでエスコートしているのも見かけました。親しみやすいキャラクターと触れ合えるのも、ムーミンバレーパークならではですね。アトラクションも楽しみつつ、ムーミン谷の仲間たちとのコミュニケーションもぜひ積極的に!
国内有数の品ぞろえ!とにかくキュートな北欧雑貨
ムーミンバレーパークでたくさん遊んだら、お次は無料エリア「メッツァビレッジ」でお買い物。入り口近くにある「Market hall(マーケットホール)」2階には、「marimekko(マリメッコ)」や「iittala(イッタラ)」などの人気北欧ブランドから、北欧らしいデザインや色彩がカワイイ人形やアクセサリーなど、キュート過ぎてついつい買い過ぎてしまいそうな雑貨が大集合。
今の季節はクリスマスの雑貨もいっぱい。ノルディカニッセのキュートなサンタのぬいぐるみは複数買って並べて飾りたい!また、デンマークから直輸入のモビールは、「Flenstedmobiles(フレンステッドモビール)」「Livingly(リビングリー)」「OdaWiedbrecht(オダ・ウィードブレクト)」の代表的なモービルブランド3社がこのメッツァに集結し、種類も豊富です。
「ショコラフィンランド」では「グーディオ」や「ダンメンベルグ」などフィンランドの個性的なチョコレートが勢ぞろい。チョコレート好きは要チェックです。
北欧料理から地元食材まで楽しめる充実のカフェ&レストラン
レストラン棟である「Viking hall(ヴァイキングホール)」や「Market hall」1階には、北欧料理や埼玉の食材が楽しめるレストランやカフェが。地元飯能産の野菜や、お土産、狭山茶を使った抹茶ソフトクリーム、埼玉県民が大好きな「SAIBOKU(サイボク)」のソーセージやハムが楽しめるショップもあります。
北欧料理が集まるビュッフェレストラン「LAGOM(ラーゴム)」は、90分2500円(税別)でデザートを含むおいしい料理が楽しめます!デザートビュッフェだけでも、という人も1500円(税別)でOK。ドリンクは別料金なので好きなものを選んでくださいね。食事と一緒にAmazonのKindleやタブレットで、ムーミンの原作小説や青空文庫を楽しむことができます。
実はコーヒー消費量世界一というフィンランドの、北欧最大カフェチェーン「ROBERT'S COFFEE(ロバーツコーヒー)」は関東初出店!コーヒーだけでなく、焼き立てのシナモンロール(300円)もぜひ一緒に注文を。
ワイルドベリーを販売する「biokia(ビオキア)」が手掛ける世界発のスムージーショップでは、北欧産のベリーを使ったヘルシーなスムージーが楽しめます。飲む化粧品ともいわれ、身体の中からキレイになれるリンゴンベリーのスムージーや、最強の抗酸化作用があるといわれているシーンバックソーンベリーのスムージーなど、女子に嬉しいラインナップです。
人気ラーメン店「らーめんAFURI」の「柚子塩らーめん」はコクがあるのに柚子の風味でさっぱり。鶏油の量が調整できるので、こってり派にもおすすめです。麺は3種類から選べ、低カロリーなこんにゃく麺もあるので、カロリーが気になる人でも大丈夫!山盛りの鰹節をかけた「本枯れ節のおかかご飯」もご一緒に。
食後のデザートに食べたいのが、ソフトクリームに焼き菓子&トッピングでデコレーションできる「ONE MORE BITE(ワンモアバイト)」。フォトジェニックな見た目のキュートさだけでなく、焼き菓子も本格的な美味しさです。
屋外レストラン「ウーテピルス」では、湖を眺めながらクラフトビールが楽しめます(600円~)。スプリングバレーブルワリーの黒ビール「Afterdark(アフターダーク)」(700円)は、まるでコーヒーを飲んでいるかのような風味。
こちらのメニューはアイス…?いえ、実はこれミートボールなんです。ワッフルコーンに大きなミートボールが2個とマッシュポテトとチーズ入りホワイトソースが入った「ミートボールワッフル」。
カヌー体験や雑貨の手作り体験、ワークショップも
桟橋近くにある「ベネブオクラウス」ではカヌー体験ができます。桟橋の先に見える「ムーミンバレーパーク」の建物にも近付けちゃいますよ。
カヌー工房「ソグベルグ」では、北欧の伝統的な木製マグカップ「ククサ」や、取っ手部分をひねると鳥の鳴き声のような音のする「バードコール」などの製作体験もできます。
ワークショップスペースでは、気軽に参加できるワークショップが定期的に開催されます。予約優先なので、公式サイトを要確認。
行く前に要チェック!「メッツァビレッジ」へのアクセス方法は?
電車でのアクセスの場合は、西武池袋線「飯能駅」または、JR八高線「東飯能駅」からメッツァ行きのバスが運行されています。ただし、東飯能駅からのメッツァ行きバスの運行は土・日曜、祝日のみなので平日は注意を。 飯能駅は北口(改札を出て左へ進み1階へ)の1番のりばから、東飯能駅は東口(改札を出て左へ進み1階へ)の2番のりばです。
飯能駅の場合は、池袋駅から特急レッドアロー号の利用が便利。満席になることが多いので、インターネット予約サービスでの予約がおすすめです。
見どころが満載ながらも、ゆったりとした時間の流れる北欧らしさを感じられる「メッツァ」。豊かな自然が広がるムーミンの世界に浸ってみたり、忙しい日常をちょっと離れて、ほっと一息ついてみませんか?
■メッツァビレッジ
住所:埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ
営業時間:10~21時
定休日:不定休
Text: 山下晶子
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